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ペレス「オコンには譲らない。表彰台への挑戦権は僕のものだった」:フォース・インディアF1内バトル問題

2017年6月12日

 2017年F1カナダGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは5位、エステバン・オコンは6位だった。終盤、3位のダニエル・リカルドを抜けずにいるペレスに、チームはよりフレッシュなタイヤを履くオコンを前に出すよう指示したが、ペレスは拒否、最終的にふたりはセバスチャン・ベッテルに抜かれ、それぞれひとつずつ順位を落とす結果になった。


■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=5位
 本当にタフな午後を乗り切って5位という結果をつかんだことを喜んでいる。レースのほぼ最初から最後まで(ダニエル・)リカルドのすぐ後ろ、DRS圏内を走り、オーバーテイクのチャンスをうかがっていた。


 彼が苦しんでいる場所があるのが分かった。周回遅れの集団に追いつき始めたから、なんとかトライしてオーバーテイクしてみようと思った。僕にはそのチャンスにかけてみる権利があると思ったんだ。ベストを尽くしてプッシュしたけれど、アクションを起こすことは不可能だった。


 後ろを走っていたエステバンも、レースのほぼ半分ぐらいにわたって同じような状況だった。でも最終ラップになって、(マーカス・)エリクソンを周回遅れにする際に僕にかなり接近した。


 エステバンの方がタイヤのライフ的に有利なのは知っていた。エンジニアからそういう状況を知らされたからね。でも僕はそれに対して、僕らにレースをさせてくれと頼んだ。チームは僕の考えを尊重してくれた。フェアだったと思う。


 チームを常に最優先すべきだ。僕らは激しく戦ったけれど、フェアなバトルだった。僕は常にベストを尽くしている。今回たくさんのポイントを取れたことを喜んでいる。


(オコンに譲らなかった件についてさらに語り)チームから(オコンを)前に出すよう頼まれた時、僕らは周回遅れに追いつきつつあったから、僕は「トラフィックさえあれば大丈夫だから、僕にチャンスをくれ」とチームに頼んだ。ダニエルがひとつでもミスとかロックアップをすれば、チャンスがあった。だけど彼は完璧なレースをした。ひとつもミスをしなかった。


 エステバンの方が僕よりずっと新しいタイヤを履いていたが、僕を追い抜けるほどは近づけずにいた。


 結局、僕らはふさわしい位置でフィニッシュしたんだと思う。フェラーリがすごいペースで近づいてきているのは分かっていた。僕の方はタイヤのグリップに苦しんでいた。


 それでも表彰台を自分のものにできると思っていた。(比較的早めにピットストップする)戦略は理想的ではなかったけれど、僕自身はベストを尽くそうとした。


 こういう立場に立ったのはキャリアで初めてのことだ。僕はフォース・インディアのために働いているし、彼らのために最善の結果を出したいと思っている。


 またこういう状況になったときのために、解決法としてプランを決めておくべきだ。どうすべきかを知っておくためにね。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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