F速

  • 会員登録
  • ログイン

マノーとミナルディ、F1スペインGPのファン向け企画で活躍。立役者はストッダート

2017年5月22日

 F1の新オーナーとなったリバティ・メディアはスペインGPでファン向けの企画を多く用意し、ピットレーン最後方には“11番目のチーム”も登場した。こうした取り組みによって、F1は大きな一歩を踏み出している。


 “F1エクスペリエンス”と銘打ったアトラクションではメディアや著名人だけではなく、抽選で当選した少数の観客もミナルディの2シーターマシンを体験した。2005年にミナルディをレッドブルに売却して以降、ポール・ストッダートはこのマシンを走らせ続けている。


「これはF1をより身近で個人的なものとして感じるためのものだ。見て、触って、匂いを感じさせる。そして本当に運が良ければ、乗ることもできる」とストッダートは言う。


 新たなプロジェクトの目的は、チームと同じ体験をすること。新たなアトラクションとして、ガレージでマノーのものだった機材を使用し、ピットストップのシミュレーションを行うというものがある。このアトラクションについて、ストッダートは以下のように説明している。


「これはまさしく去年のマノーの機材なので、現在のパドックに見合うものだ。ピットガントリーは100%いまと同じものになる。昨年のものや10年前のものなどではない。ガレージの中にあるものはすべて、いますぐにでも使えるものだ」


 ストッダートにとって、スペインGPは時間との勝負だったという。オーストラリアGPでは通常のかたちで走行を行った2シーターマシンだが、当初リバティは、より正式なタイアップを計画していた。また、このアトラクションは10月のアメリカGPで初登場する予定となっていた。


 しかし中国GPの金曜日、悪天候により走行時間が大幅に減ったことで批判を受けたF1は、この計画を前倒しにすることを決定。ストッダートはメルボルンから拠点のあるイギリスのレッドバリーへとマシンを戻す際、リバティが予定を早めた場合に備え、すでに輸送方法を船便から空輸へと変更していた。このため計画変更に対応することができたのだ。


「『できます』と返事をしてから『本当にできるだろうか?』と考えるような感じだった」とストッダートは振り返る。彼はイースターの週末(4月16日)、競売人からマノーの資産を早期に買い取る許可を得た。


 チームのユニフォームをオーダーする際にも混乱が生じ、ディレイになった飛行機でようやくの発送となり、スタッフはパドック裏で試着をすることになった。さらには木曜日の大雨で電気的な問題が発生し、3セットのタイヤウォーマーが「溶けて」しまうという事件もあった。


 モーターホームに関しても騒動があり、通常はプライベートジェット機の装飾に使う塗料を使い、マシンとモーターホームを塗り替えたという。ストッダートはこのときのことを、以下のように語っている。


「昨年の、オレンジとブルーのカラーリングのままだったので、大急ぎで塗装しなければならなかった。航空機用の大規模な塗装設備があったので、塗装のために入っていたボーイング737を追い出して、全スタッフを呼び入れた」


「航空機用の塗料があったが、これまでにどのモーターホームに使ったものよりも相当に高価なものだった。他の仕事に就いていたスタッフも呼び戻し、週末も夜も関係なしに作業した」


 いまはない、ふたつの愛されたF1チームが次回にお目見えするのは、アメリカGPになる予定だ。



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

3/13(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
3/14(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/15(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位ジョージ・ラッセル51
2位アンドレア・キミ・アントネッリ47
3位シャルル・ルクレール34
4位ルイス・ハミルトン33
5位オリバー・ベアマン17
6位ランド・ノリス15
7位ピエール・ガスリー9
8位マックス・フェルスタッペン8
9位リアム・ローソン8
10位アービッド・リンドブラッド4

チームランキング

※中国GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム98
2位スクーデリア・フェラーリHP67
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム18
4位TGRハースF1チーム17
5位オラクル・レッドブル・レーシング12
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム12
7位BWTアルピーヌF1チーム19
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦バーレーンGP 4/12
第5戦サウジアラビアGP 4/19
第6戦マイアミGP 5/3
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号