F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル「2021年以降のエンジン規則によってはF1撤退の可能性」独立系サプライヤーの参入を強く求める

2017年4月21日

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、FIAが2021年以降のF1エンジンレギュレーションを今季中に定め、そこにインディペンデントサプライヤーの参入を実現させる内容を盛り込まない限り、レッドブルがF1に参戦し続ける保証はないと発言した。


 現在の1.6リッターV6ターボ・ハイブリッドのパワーユニットが2020年まで使用されることは決まっているものの、2021年以降は新たな仕様のパワーユニットが導入されることになる見込みだ。3月31日、その方向性についてFIA、F1所有者、F1パワーユニットサプライヤー、現在参戦していない自動車メーカー、インディペンデントサプライヤーなどが集まって話し合いを行い、いくつかの点で合意した。そのなかには、パワフルで、シンプルで、低コストで音がいいパワーユニットを導入するという項目が含まれている。


 F1公式サイトのインタビューにおいて、マルコは、この方向性を歓迎するとともに、FIAやF1新オーナーのリバティ・メディアは、インディペンデントサプライヤーの参入によりチームがマニュファクチャラーエンジン以外の選択肢を得られるようにしなければ、レッドブルはF1から去るかもしれないと述べた。


「遅くても2021年にはインディペンデント・エンジンサプライヤーがF1に参入する必要がある」とマルコ。


「これは極めて必要性の高い問題だ。エンジンはシンプルで音が大きく、コストは1,000万を下回るものでなければならない」


「今ほど高機能ではなく、シンプルなレーシングエンジンを我々は望んでいる」
「多数の企業が供給できるようなものだ」


「新しいオーナーがFIAと協力し合い、遅くても今シーズン末までに解決法を見つけてくれることに期待している。そうでなければ我々がF1に残るとは保証できない」


 レッドブルはワークスパートナーのルノーと共に2010年から2013年までダブルタイトル4連覇を成し遂げた。翌年から導入されたF1エンジン規則の下でルノーは苦戦し始め、それによってレッドブルとの関係が悪化。ルノーはロータスチームを買収してF1ワークス参戦を開始することを決め、レッドブルは他のサプライヤーとの契約を検討したが、交渉がまとまらず、結局ルノーと新たなカスタマー契約を結び、タグ・ホイヤーブランドで使用することを決めた。


 現在のF1パワーユニットサプライヤーはメルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダという、自動車メーカーのみであり、最後に参戦したインディペンデントサプライヤーは2013年にマルシャに供給したコスワースだった。   



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

4/11(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/12(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/13(日) 決勝 24:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位ランド・ノリス62
2位マックス・フェルスタッペン61
3位オスカー・ピアストリ49
4位ジョージ・ラッセル45
5位アンドレア・キミ・アントネッリ30
6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号