F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1、テストではタイヤの使い方が焦点に。ハミルトン「もっと理解を深めたい」

2017年4月19日

 ルイス・ハミルトンは今週のF1バーレーンテストは、2017年タイヤを活用する上での「疑問」を解くにあたって、非常に重要な手がかりになると考えている。


 2017年仕様ピレリタイヤのマネジメントに関してはライバルであるフェラーリの方が優れており、路面温度が高いコンディションや、最も柔らかいコンパウンドのタイヤを装着した状態では、メルセデスよりも好調な走りを見せている。


 これらが要因となり、オーストラリアGPとバーレーンGPではフェラーリがレースを制することとなった。バーレーンGPでセバスチャン・ベッテルに敗北したハミルトンは、レース後に「今回のテストでは、やるべき仕事がいくつかある。次のレースでさらに上のポジションを得られるようにマシンを強化し、タイヤへの理解を深める」と話した。


 ハミルトンはバーレーンで18日に走行を行い、チームメイトのバルテリ・ボッタスは19日にテストを引き継ぐ予定となっている。メルセデスは今シーズン、これまですべてのレースでポールポジションを獲得しており、1周のみのペースでは優位にある。しかしフェラーリはロングランのペースが速く、決勝レースでは力が拮抗している。


 タイヤを自在に活用できれば、メルセデスは『W08』の全ポテンシャルをいかなる状況下でも発揮できるようになると、ハミルトンは考えている。


「マシンの出来が良いことは確かだ。ただ、決勝レースでタイヤをどう使うかにかかっている。特に気温が少し高めのときにね。でも(バーレーンGPでも)暑くはなく、どちらかと言えばかなり涼しかった。それが大きな疑問なんだ」


 メルセデスのパフォーマンスは、燃料の積載量にも特に左右されるようだ。この問題に関して、ハミルトンはこう述べている。


「(レース)序盤は、マシンは大きくて重い塊のようで……そう、グリップの感触はまったく良いものではなく、よく滑っていた。その後、マシンが徐々に軽くなってくると、調子が良くなっていった。最後に新品タイヤに交換したら、まるで新しいブーツを履いたようで、予選のときのように動きが鋭くなった」


「どのみち、そこにポイントがあるんだと思うよ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

4/18(金) フリー走行1回目 22:30〜23:30
フリー走行2回目 26:00〜27:00
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号