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2017年もザウバー残留のエリクソン「16年は精神的にも強くなれた」

2016年12月31日

 マーカス・エリクソンは2016年シーズン、経験を積み重ねたこと、自身の精神的アプローチを変えたことで、より強いドライバーへと成長できたと語った。


 エリクソンは15年シーズン前半、所属していたザウバーで実力を見せようと自身にストレスをかけていたと明かし、それが無理なドライビングに繋がっていたと認めた。


 しかし、16年はレースウイークへの取り組み方を変えたことで、精神的にも強くなったと感じたという。


 16年、ザウバーから参戦したエリクソンとフェリペ・ナッセのうち、ポイントを獲得したのはナッセだけだったものの、予選ではエリクソンが12勝7敗、2台とも完走したレースでもエリクソンが9勝4敗とナッセを上回っている。


 17年もザウバー残留が確定しているエリクソンは「今年は週末を通して、より上手く取り組むことができた」と、16年を振り返る。


「僕にとって、フリー走行は1番重要なセッションではなくなった。今年は予選に集中すると決め、それが功を奏したんだ」


「より速く走るために、具体的にどうするべきなのかを理解することができたよ」


「(自身のドライビングスタイルでは)コーナーへの進入時にリヤが安定している必要がある。そうすればコーナーの立ち上がりで自信を持ってアクセルを踏んでいけるんだ」


「これまでは自分に何が必要なのかを100パーセント理解できていなかった」


「小さな進歩に聞こえるかもしれないけど、こういった差が最後に大きな違いを生むことになる」


 またエリクソンは、これまではフリー走行でミスをしたり、マシンの感触に苦労した際、そのイメージが予選や決勝にも悪影響を与えていたとも語っている。


「16年は精神的にも強くなったことが、もっとも大きい変化だと思う。たとえばフリー走行でマシンのセッティングやドライビングでミスがあっても、苛立ちを覚えることはなくなったよ」

エリクソンは2017年もザウバーに残留
エリクソンは2017年もザウバーに残留


「レースウイークで重要なのは土曜日の午後(に行われる予選)と日曜の午後(に行われる決勝)で、フリー走行はそこまで重要ではない」


「1カ所、セットアップが決まっていないところがあっても、考えすぎる必要はないんだよ」


「週末を通して(マシンを)作り上げていくことができて良かった。土曜日の午後にはマシンの準備は整っていて、僕もコクピットへ乗り込む用意が整っていた。あとは予選でマシンのポテンシャルを引き出すだけだったよ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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