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タイトルを逃したハミルトン「2016年は少し違和感を感じる出来事があった」

2016年12月27日

 ルイス・ハミルトンは、メルセデスでの2016年F1シーズンでは、時に「多少の違和感」や「不愉快」を感じる状況があったと語った。 


 3度世界タイトルを獲得し、2016年シーズンは最後の4レースも含めて10回の優勝をものにしたハミルトンだが、4回目の世界タイトルはチームメイトであるニコ・ロズベルグに5ポイント差で奪われてしまった。


 ハミルトンとロズベルグはスペインGPとオーストリアGPで互いにクラッシュするなど、コース上で戦いの火種を散らしていた。アブダビGPではハミルトンがペースを落として後方集団にロズベルグを抜かせようとしたため、メルセデスがハミルトンにペースを上げるよう指示を出す場面もあった。


 ハミルトンは中国GP、ロシアGP、マレーシアGPでエンジントラブルに悩まされ、特にマレーシアGPでは優勝を目前にしながらマシンからの出火により痛恨のリタイアとなってしまった。


 2016年シーズンに先駆けて、メルセデスのボスたちはロズベルグとハミルトンのクルーメンバーの一部を互いに入れ替えた。


 ハミルトンは特定の出来事については言及しなかったが、「何かしら少し違和感を感じる出来事があった」と語っている。


「何か不愉快な計画があった。でも想定内のことだよ。この世界でトップでしのぎを削る立場の人間にはつきものだ」


「チームにとっても、2人のドライバーがチャンピオンシップを争っているというのはトリッキーな状況だしね」


「そういう出来事で命まで取られるわけじゃない、むしろ自分を強くしてくれる。そうした経験を通じて多くの物事や自分自身についても学ぶんだ」


 タイトルを逃したにも関わらず、ハミルトンは多くを学んだと感じ、ポジティブな心構えを保っているという。


「2016年シーズンはより多くの優勝とポールを獲得できて素晴らしい1年だった」


「ドライバーとしての成長と、僕のスタッフたちと築いた絆は、2017年シーズンを迎えるにあたって本当に僕を励ましてくれる」


「今年は自分自身についても多くを学んだ」


「自分の弱点が何であるかを理解したから次はそれを克服できる。2016年シーズン中も少し克服しつつあったけれどね」


 ハミルトンは2017年シーズンのテクニカルレギュレーションの変更が課題となることを認めたが、彼はメルセデスが十分な対応をしていると確信している。


「新しいレギュレーションの元でトップになれたらそれこそ本当にチームの努力の結果だ。もちろん僕もトップを狙うよ」


「僕たちは今まで以上に一緒に良い仕事をしているから、これまでの規則変更のとき以上に備えは万全だ。とても楽しみだよ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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