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ホンダ密着:1ストップのマシンが抜けない、1周目のVSC導入で戦略が機能せず
2016年10月31日
フェルナンド・アロンソ11番手、ジェンソン・バトン13番手。しかも、スタート時に装着するタイヤを自由に選択できる。通常、そのような状況でレースに臨めば、2台のうち少なくとも1台はポイントを獲得するだろうと期待するのは、当然のことである。しかし、結果は12位と13位。なぜ、マクラーレン・ホンダは、入賞できなかったのか。レース後の長谷川総責任者は、次のように分析した。
「まず、ひとつはみんな1ストップだったことです」
前日の予選で、トロロッソのカルロス・サインツJr.とQ3進出を賭けた戦いを行い、図らずも11番手と13番手を獲得したとき、マクラーレン・ホンダ陣営は「ピットストップ戦略で抜けるぞ」と考えたに違いない。なぜなら、10番手からスタートするサインツJr.はユーズドのスーパーソフトを履いてスタートするからである。
ところが、スタート直後に起きた事故の処理のため、1周目にバーチャルセーフティカー(VSC)が入ったことで状況が変わる。スーパーソフトでスタートしたドライバーでも、1ストップが可能になったのである。
VSCが入ったことで、戦略に変更が出たのはそれだけではない。ミディアムで残りのレースディスタンスを走りきることも可能になったのである。その作戦を採ったのが、ザウバーのマーカス・エリクソンとルノーのジョリオン・パーマーだった。1周目にピットインした2人は残り69周(途中で周回遅れになったため1周少ない)をミディアムタイヤ1セットで走りきった。
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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