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フェラーリ、日本GPで空力アップデートを再評価。「もっと経験が必要」とライコネン

2016年10月6日

 フェラーリF1はF1マレーシアグランプリで導入した空力アップデートについてもっと経験を積む必要があると、キミ・ライコネンは述べた。


 セパンにフェラーリは、改良したターニングベーン、ノーズ下のバットウイング、Tトレイスプリッター上部のバーティカルベーンなどのパッケージを持ち込んだ。


 しかしグランプリ中にすべてのパーツを稼働させたわけではないため、今週末の日本GPでさらなる分析を行う必要があると、ライコネンは認めている。


 ライコネンはセパン戦を4位でフィニッシュ、3位を獲得したニコ・ロズベルグのメルセデスに対抗できるほどのパフォーマンスはなかった。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは、ファーストラップでの接触でリタイアしている。


「僕らはいろいろなものを試しながら、習得しようとしている」とライコネンは言った。「それらを使うときもあれば、使わないときもある。来週もう一度試すつもりだ」
「あまり順調な週末ではなかった。(新パッケージの)データを取り、経験を積む必要がある」


「あれやこれやと改善するのは終わりのないプロセスだ。確かに僕らは改善したけど、求めているところへ到達するには、もっと改善しなければならない」


「それは普通のことだよ。新しいパーツを持ち込んで、それを使ったり、使わなかったりすることはね」

■「純粋なスピードを向上させる必要がある」

 シーズンを通してフェラーリは予選のペースで苦しんでいるが、決勝ではそれに比べれば高い競争力を発揮してきた。


 フェラーリは残り5戦の段階でコンストラクターズチャンピオンシップで2位争いをしているレッドブルに46ポイントの遅れをとっている。


 SF16-Hは単純にもっとスピードが必要だが、ライバルたちも皆改善し続けているため、相対的な速さを向上させるのは容易なことではないとライコネンは言う。


「車の挙動はそこまで悪くないが、全体的なラップタイムが不足している」とライコネン。
「僕らはいつもすべてのエリアの改善を目指している」
「予選ではあまり速くないけれど、レースになると、いつも予選よりは強さを発揮する」
「ハンドリングの面では、とても良いと感じた。僕らは単純にもっと速さが必要なだけなんだ」


「予選では大きな問題はない。ただ1周をもっと速く走れるようにしなければならない」
「目的はすべてのエリアを改善すること。簡単なことではないよ。そうでなければ、みんなもっと速くなってるさ」


「このプロセスは現在進行中だ」
「僕らは向上しているけど、他の皆も同じだ。だから毎レース戦い続ける。そしてもちろん、今のシーズンが終わったら、来年のことを考える」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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