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「マシンが不調で評価が困難」ルノーはドライバー決定をさらに先送りにする考え

2016年9月27日

 ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2017年のドライバーを決定するうえで、今季マシンの不調が悪影響をおよぼしていることを認めた。 


 ケビン・マグヌッセンはイタリアGP後に、シンガポールGPまでに(去就を)決定すると話していたが、マリーナベイでの発表はなかった。シンガポールではマグヌッセンがチームに今季2度目のポイントをもたらしたが、ドリンクボトルのトラブルによって水分補給なしでのレースを強いられ、トラブルの多さを強調する形となった。


「現在抱えるドライバーに対して、公正でなければならない。ハードウェアが最高のものではないため、彼らのペースや安定性を測るのは難しい。適切に評価されるためのチャンスはできるかぎり与えているが、我々の持つハードウエアで均一に評価することは、まったくもって困難だ」とアビテブールは言う。


 マグヌッセン、ジョリオン・パーマー以外ではセルジオ・ペレスにオファーをしていたルノーだが、判断の遅れが影響し、ペレスはフォース・インディアに残留するようだ。トロロッソのカルロス・サインツJr.獲得も示唆されていたものの、レッドブルとの契約があるうえに、チームは放出も考えてはいなかったという。メルセデスのジュニアドライバーであり、マノーに加入する以前はルノーでリザーブドライバーを務めていたエステバン・オコンについては可能性が残されている。アビテブールは発表が遅れていることについて、以下のように説明する。


「もっと時間をかける必要がある。我々にはいくつもの良い選択肢があり、これは人々がルノーのプロジェクトに信頼を寄せていることの証だ。チームにとって最良の判断を下すためには、もう少しの情報と知識が必要なんだ。決定に時間がかかっていることは、現在のドライバーに影響を与えてはいない」


 ルノーは現在、レース環境下でのオコンのパフォーマンスを観察中であり、レギュラードライバーとして十分な役割を果たせるか否かを評価中だと考えられている。オコン加入の可能性について聞かれると、アビテブールは「もちろんある。彼は現在参戦しているので、より多くの情報が得られるという点で、我々は良い立場にある。いま契約中のトップドライバーらは、今後も契約にしばられる。誰がフリーで、誰がそうでないかはわかっているので、もう少し時間を取ることにする。できるかぎりの知識を得ておきたいと考えている」と意見を述べた。



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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