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「今までで一番のニコを見た」ウォルフ、勝者ロズベルグを絶賛

2016年9月21日

 メルセデス代表のトト・ウォルフは、シンガポールGP週末のニコ・ロズベルグがチーム移籍後最高のパフォーマンスを見せたと絶賛した。


 ロズベルグはFP1でクラッシュを喫すも、その後はミス無くセッションを重ね、FP2とFP3、Q2とQ3では最速タイムを記録し、2位と0.531秒差でポールポジションを獲得した。


 プラクティスセッションでルイス・ハミルトンがハイドロリックとサスペンションの問題に見舞われたとはいえ、土曜日時点での差は0.704秒だった。


 ウォルフは2013年の1月にメルセデスに加わり、ロズベルグがキャリアで達成した22勝のうち21勝をチーム代表として見届けてきた。そして、直近の優勝がキャリアで最高だったと感じているようだ。


「私は2013年からニコのことを知っており、今週末の彼の勝利は今まで見てきた中でベストのものだった」


「我々はルイス(・ハミルトン)のペースがよいと言いがちだ」


「ニコは目がくらむほど速く、予選Q3では約0.6秒も後続を引き離した。これまでシンガポールでは見たことがないようなパフォーマンスだったね」


「同様に、レースでは素晴らしいスタートを決め、今週末不運に見舞われたルイスとは対照的にレースを支配した」


「ルイスはスタートで失敗し、取り戻すことはできなかった。シンガポールのプラクティスセッションで周回を重ねられないということは、セットアップの方向性を見失うということを意味する。悪い循環だ。それからどんどん悪い方向へ行ってしまった」


「シンガポールでは自信を持つことがカギになる。しかしチームメイトが目の前に立ちはだかったとき、それは困難になる」


 ハミルトンは6度の勝利により、かつて43ポイントあったロズベルグとの差をひっくり返し、19ポイントリードして夏休みに突入した。


 しかしながら、シンガポールGPでハミルトンがロズベルグとリカルドの後塵を拝したことで、ロズベルグは直近3レース全てで勝利を収めたことになり、8ポイント差でチャンピオンシップ首位の座を取り戻した。


表彰台でのロズベルグとハミルトン
表彰台でのロズベルグとハミルトン

 メルセデスのドライバーたちの浮き沈みはかなりのものであり、ウォルフはもしハミルトンがマレーシアで調子を取り戻しても驚きはないと言う。


「我々には一方のドライバーについて好意的に語り、もう一方について見下した風に語る傾向がある。この3年間、彼らがチャンピオンシップを争い始めてからずっとそうだ」


「ルイスに機運が巡ってきたと数週間前に語ったのを覚えている。そして今週末には突然ニコにその機運が来た」


「2週間以内にマレーシアでは調子が変わるのか、そのままなのか分かると思うよ」



(AUTOSPORTweb)


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