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ホンダF1「今季アップデートはあと1回」。望み託す来季型は専用チームで開発

2016年9月8日

 マクラーレンにパワーユニットを供給するホンダF1は、2017年シーズン担当チームを形成し、来季に向けた開発作業を集中的に行っている。並行して今季担当チームも開発を続けており、シーズン中にあと1回アップグレードを導入する予定であると、ホンダF1プロジェクト総責任者、長谷川祐介氏が明かした。


 2017年には開発トークンシステムの廃止などレギュレーションが変わる。変更点が明らかになって以来、ホンダは2017年用専用チームを立ち上げ、今季用の開発と並行して作業を行ってきたという。


「今年の初めから、来季エンジンに集中するため、完全に別個のチームを立ち上げました」と長谷川総責任者。


「今も今年用のチームがあり、当然のことながら、両者の間で情報を交換しています」
「そして、徐々にリソースは来季のエンジンチームに移っていきます」 


 今季エンジンの開発もストップしてはおらず、今シーズン中に再度アップデートを導入する予定だと長谷川総責任者は言う。現在ホンダには3トークンが残っており、主にICE(エンジン)の向上に取り組んでいる。


 英AUTOSPORTは、ホンダとしては今季最後のアップグレード版パワーユニットを日本GPかアメリカGPで走らせたい考えであると伝えている。しかし新パーツのパフォーマンスと信頼性が十分なレベルに達する必要がある。また、エレメント交換を行うことで、グリッド降格ペナルティを科されるというデメリットがある。


「あと3トークン残っています。レースはあと7戦あるので、エンジンはもう1基必要です」と長谷川総責任者。


「あと1回、新スペックを導入するチャンスがあります。今のところ(内燃エンジンの)パワー(向上)のために導入する予定です」


 ベルギーGPでは7トークンを入れたアップデートを行ったが、ルノーやフェラーリとのギャップは「縮まりつつはあるが追いつくには至らない」と長谷川総責任者は述べている。


 いつギャップを埋めることができると思うかという問いに対し、長谷川総責任者は「来年です」と答えた。


「彼らに追いつくことを目指しています。でもまだまだハードワークが必要です」
 



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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