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トロロッソのふたり、マシン・パフォーマンスの急低下に「なぜ?」打開策見えず

2016年9月2日

 カルロス・サインツJr.は、ここ数戦のトロロッソの不調に疑問を呈しており、またチームがパワー不足以上の問題に苦しんでいるのではないかと考えている。


 トロロッソは今季、コンストラクターズランキング5位を獲得できるのではと期待されていたものの、現在はマクラーレンに3ポイント差をつけられ7位である。


 前戦のスパではサインツが3度目のリタイアを喫し、チームメイトのダニール・クビアトが14位でゴールしたため、チームは2戦連続のノーポイントフィニッシュで週末を終えた。


 ライバル勢が2016年仕様のパワーユニットを使っている一方で、トロロッソは型落ちのフェラーリ製パワーユニットを使っているため、チームとしても厳しいシーズンになることは予想していたが、シャシーの改良によってその欠点を補えると期待していた。


 しかしながら、ドイツGPで導入された新しいエアロパッケージは思ったほどの効果を上げなかった。


「僕らのパワーユニットには明らかに限界があるけど、これは分かりきっていたことだし、この問題に備えて準備をしてきた」と語るサインツ。


「パワー不足を補うためにホッケンハイムにアップグレードを持ち込んだけど、ハンガリーGPのときと変わらず、僕らが望むようなパフォーマンスは発揮できなかったね」


「チーム内には『なんでパフォーマンスが改善しないんだ』っていう疑問に満ちた雰囲気が漂っている。ホッケンハイムは僕らにとってそれほど厳しいコースではなかったはずだし、スパもそれほど苦手とするコースではなかったはずだ」


「原因を調べてみるつもりだ。解決策が見つかるといいね」

■チームメイトのクビアトも首を傾げる

 新しいエアロパッケージにはフロア、フロントウイング、それにブレーキダクトが含まれているが、チームはそのアップデートをトラック上でうまく機能させられていない。


「決してアップグレードのせいにするわけじゃないんだ」とサインツ。


「でもトラックでのパフォーマンスが予想していたデータと違うんだよ。ピレリタイヤについて誰も完璧に理解できていないように、エアロについて理解するのは本当に難しいんだ」


「このことについて誰かを非難する気はまったくないけど、エアロに関して僕らは注視する必要がある。ここ最近のレースで、いきなりパフォーマンスが落ちてきたからね」


突然の不調に困惑するクビアト
突然の不調に困惑するクビアト

 同様に、クビアトもトロロッソの現状に困惑している。


「これに関して僕からは何の説明もできないよ。エンジニアたちにとっても、レースとレースの間は本当に時間が少なくて厳しい。でも彼らは問題の分析と対処に全力を尽くすだろうね」


「いつもなら直線区間でタイムを取り戻せるんだけど、僕らはそこでタイムを失ってしまっているんだ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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