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マッサ、今季限りでのF1引退を発表「シューマッハーと同じ場所を選んだ」

2016年9月2日

 フェリペ・マッサが今季2016年シーズン末で、F1から引退することを発表した。


 現在、在籍するウイリアムズとの契約は今季末までとなっていたが、マッサはF1にとどまるべく話し合うものと考えられていた。しかし、マッサは夏休みに入る前にF1引退を決意。14シーズンのキャリアに自ら幕を下ろすことにしたという。今週末イタリアGPが行われるモンツァにて、マッサはウイリアムズ副代表のクレア・ウイリアムズとともに会見を行った。


「いま、レースがスタートする前よりもナーバスになっている」と、マッサは語り始めた。


「カートを始めてから27年間レースをしてきた。そのうち15年はF1で戦ってきた。そして、今年がF1で最後のシーズンになる」


 マッサはフェラーリの育成ドライバーとして、2002年にザウバーからF1デビューを飾った。2003年はフェラーリのテストドライバーとなったが、2004〜2005年はザウバーでレギュラーに復帰。2006年から2013年をフェラーリで戦い、2008年は最終戦まで王座を争い、わずか1点差で敗れた。
 2009年には前走車から外れたパーツが頭部を直撃するという事故に遭い、後半戦を欠場。2010年の開幕戦から実戦に戻っている。
 2014年にウイリアムズへ移籍。マッサは上り調子のチームで、再び注目を集めた。


「僕は、このチームの一員であることを、とても誇りに思っている。ウイリアムズは困難な時期を乗り越え、過去2シーズンは素晴らしい成績を残した」


 隣でマッサの言葉を聞いていたクレアは「とてもエモーショナルな日となりました。フェリペは非常に大きな決断を下しました。彼はチームのみんなに愛されている、真のジェントルマンです」と、語った。


 マッサは今季の最終戦アブダビGPで、ちょうど250戦目を迎えることになる。


 イタリアで引退を発表することにしたのは、マッサの“指導役”だったミハエル・シューマッハーのことが頭にあったからだという。


「この場所を選んだのは、10年前にミハエルが引退を発表した場所だったから。彼が2006年末で一度目のF1引退を決めたから、僕は2007年もフェラーリに残ることができたんだ」


 F1引退後の計画は白紙だが、他のレースに出ることはオープンに考えている。


「レースを愛しているから、これからも続けていきたい。たぶん他の選手権に出るだろうね。35歳でF1を引退することになるけど、決して年をとりすぎているとは思わない」


 すでにウイリアムズは、バルテリ・ボッタスの来季契約オプションを行使したと噂されているが、まだ正式発表はされていない。引退を決めたマッサに代わり、2017年にウイリアムズのシートに座るのは誰なのか。ウイリアムズの交渉リストには、ジェンソン・バトン、フェリペ・ナッセ、セルジオ・ペレスなどの名前があると言われている。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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