F速

  • 会員登録
  • ログイン

3基のパワーユニットを確保したハミルトン、今後はアップグレードの恩恵得られず

2016年8月29日

 ルイス・ハミルトンは、ペナルティを回避するために今シーズンはもうパワーユニットのアップグレードを行わないかもしれない。ハミルトンは既に規定で定められている5基のパワーユニットを使ってしまっている。
  
 現在チャンピオンシップをリードしているハミルトンは、ベルギーGPの週末で3度のパワーユニットのコンポーネント交換を行い55グリッド降格処分を課されていた。


 これにより、ハミルトンは今季のパワーユニットの割り当て数が3つ増加したが、もしシーズン後半にアップグレードしたパワーユニットを使うことになった場合は、再びグリッド降格処分を受ける必要がある。


「チームは継続的にパワーユニットの開発をしてくれているので、今シーズン後半にさらなるアップグレードを投入できる可能性がある。でも僕は(ペナルティ回避のために)アップグレードすることはできないと思う」


「僕はそれを受け入れるしかない。本来予定していた割り当て数を超えてしまったから、今ある3基のパワーユニットを使うしかないんだよ」


 しかし、シーズンの残りを新しいパワーユニットで戦うことによって、序盤戦よりもプッシュして戦えるとハミルトンは考えている。


「今週末から使い始めた3基で戦えると自信を持って言える。今までよりもさらにプッシュできるよ」


「パワーユニットにはある程度の寿命がある。レース毎に使っていい限界があるけど、それには一度も達したことはないよ。はじめは5基のパワーユニットでシーズン終了まで戦う予定だったので、常にセーブするようにしていたんだ。ダメにしてしまわないようにね」


「でもこれからは遠慮せずに使っていく。残り全てのレースで許す限り攻めていくつもりだ」


 メルセデスのボスであるトト・ウォルフは、現在開発中のパワーユニットのアップデートをハミルトンのマシンに投入しなかったからといって、重大な損失はないと信じている。


「完璧なシナリオでは無いがね」


PUアップデート無しは痛手にはならないと語るウォルフ
PUアップデート無しは痛手にはならないと語るウォルフ

「もしパワーユニットにアップグレードを投入し、それがパフォーマンスの向上に繋がることでルイスが不利になるのであれば、それはもちろんよいことではない」


「だが、現在我々がダイナモ上でテストを行っているアップグレード版のパワーユニットは、現行のものとそれほど違いはないよ」


「ルイスが不利になるようなレベルのアップグレードではないので、これを投入したからといって彼のチャンピオンシップ争いに影響があるとは思わない」


「アップグレードを投入できないことよりも、彼がいま3基のパワーユニットを持っているということの方が勝っている。その方がずっと重要だ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号