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グティエレス、行き過ぎたチーム批判を謝罪「チームと一緒に前に進んでいく」
2016年8月19日
ハースのエステバン・グティエレスは、シーズン前半戦にチームを批判したことを謝罪した。
グティエレスは今年F1に戻ってきたが、前半戦は厳しいシーズンに耐える形となった。チームメイトのロマン・グロージャンが28ポイントを獲得しているのに対し、グティエレスは多くの技術的トラブルに見舞われており、未だ0ポイントとなっている。
「うまくいかないシーズンを歩んできて、フラストレーションが溜まりに溜まっていた時期があったんだ。自暴自棄になる時も多く、そんなときはチームスタッフたちに激しく当たってしまった時もあったよ」
「ドライバーとして最善を尽くし、速く走るために自分の全てを捧げる気持ちで臨んでいる時に、チームがすごく初歩的なミスがしたらどう思うだろう。”何してるんだよ?”って気持ちになるよね」
「でも、たまに行き過ぎた批判をしたことは認めなくちゃいけない。だから彼らの元に行き、謝罪をしたんだ。おかげで僕らの距離はずっと近くなったよ」
■チームとの前進を誓うグティエレス
グティエレスは、チームが彼の批判を理解していると話す。
「”チームとしてまとまろう、正しい方向に進もう”と皆に伝えるために、フラストレーションを心の端に追いやったこともあったよ。そうしたらみんなは理解してくれた。このような事が起きた時は譲歩をする必要があるんだ。ミスが出たとしても、とりあえず落ち着いて、前進していくよ」
「ギュンター(・シュタイナー、ハースチーム代表)のサポートには感謝している。チーフエンジニア、多くのチームスタッフにもサポートを受けているよ。僕らはチームの進歩のためにベストを尽くして仕事をしている。ハースには二台のクルマがあるから、一台だけじゃなく、二台のマシンでポイントを獲得したいんだよ」
グティエレスはかつて、相次ぐトラブルによって自身のイメージが傷ついていたと語ったが、チームに対して不満を爆発させることは必ずしも生産的ではないと認めている。
「周囲からの僕の印象はとても悪くなっているので、僕のイメージとか、キャリアに対する認識とか、パフォーマンスに対する見方とかでかなりの妥協を強いられているんだ」
「でももちろん、僕は色んな点でもっと賢くならなきゃいけない。自分のイメージをいい方向に持って行き、正しいと思うことに力を注ぐことは僕の義務だからね」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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