最新記事
- 角田裕毅、予選13番手「高速コーナーで苦労し...
- 【F1第12戦予選の要点】ヒュルケンベルグが今...
- 【つぶやきグラ天】漁夫の利
- 【順位結果】2024年F1第12戦イギリスGP予選
- メルセデスのラッセルが今季2度目のPP獲得。...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
- レッドブル&HRC密着:前戦の一件は「些細な...
- 【角田裕毅F1第12戦展望】過去2戦の“ハイブリ...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
- F1イギリスGP FP2:ノリスが初日最速、マクラ...
- ブラッド・ピット主演F1映画のタイトルが発表...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
フォース・インディア、予算1億ドルの“インディペンデント選手権”を提案
2016年8月3日
F1の独立系6チームが、現行のコンストラクターズ選手権と並行する形で、「インディペンデント選手権」を設立する可能性について討議したが、意見が一致せず「廃案」とされていたことが明らかになった。
これはフォース・インディアの副チーム代表、ボブ・ファーンリーが発案し、ライバルであるウイリアムズ、トロロッソ、ザウバー、ハース、マノーに打診したものだ。計画では、予算1億ドルのコストキャップ(マーケティング、ホスピタリティ、ドライバーとの契約に関する費用は含まない)を適用することが、この選手権に参加する条件とされていた。
FIAや商業権の所有者と協議するまでには至らなかったものの、選手権はFIAが管轄し、インディペンデント選手権の順位に応じて分配金を受け取る、コンコルド協定とは別の商業契約も結ぶという計画だった。また、この6チームは引き続き従来のコンストラクターズ選手権のコンペティターでもあり、ワークスチームに対抗してポイント、ポディウム、総合優勝を目指す権利もあるとされていた。しかし、最終的にはトロロッソとウイリアムズが反対したため、このアイデアは棚上げとなった。
ファーンリーは、英AUTOSPORTに次のように語っている。
「私の目論見は、6つの独立系チームが自主的な、だが監視はFIAによって行われるコストキャップに合意できないか、ということだった。そして、選手権そのものに賛同が得られれば、第2段階としてコストキャップの議論に入るつもりだった」
「それにはまず、そうした選手権に他のチームが乗り気かどうかを確かめる必要があった。ひとまず『世論調査』をしたわけだ。コンセプトそのものは概して好意的な反応を得たが、彼らの答えは『熟考する時間がほしい』というものだった」
「コンセンサスが得られれば、ホッケンハイムで全チームを集めた会議を開こうと考えていた。ところが6つの独立系チームのうち、33%にあたる2チームはコストキャップに否定的だった。それでは話を進めても意味がない。ということで、この件は終わりになった」
トロロッソのチーム代表、フランツ・トストによると、彼らが賛同しなかったのは、レッドブルの支持が得られなかったからだという。しかし、彼もコスト削減の方法を探す必要はあると考えている。
「これは実質的にF1を2つのクラスに分けるものであり、レッドブルの立場から言えば、同意できない案だった。1億ドルの予算制限を行って、それを超えるような開発はできないと決めれば、パフォーマンスの面ではワークス陣営に対して大きく遅れを取ることになる」
「コストキャップは実施すべきだが、やるなら全チームを対象とすべきだ。その話になると、すぐに現実的に取り締まりが難しいと言い出す者がいるが、それはナンセンスだね。マニュファクチャラーチームは、資金があるからコストキャップを受け入れたくないだけだ。しかし、そうすると資金力のあるチームにはますます金が集まり、彼らはそれを全部開発に注ぎ込んで、さらにパフォーマンスの差が開いていく。それが現在私たちが直面している状況だ」
マノーのチームオーナー、ステファン・フィッツパトリックは、これを「真剣な検討に値する」コンセプトであると評価していた。
「多くのチームが事実上制限なしの予算を与えられ、何らかの形でそれを全部使ってしまう。F1を財政的に持続可能なものにしたいのなら、パフォーマンスを犠牲にすることなく、ファン、サーキットの所有者、チームが負担するコストを最小限に抑える方法を探す必要がある」
「とはいえ、インディペンデント選手権のアイデアは、自分たちが別の階級に属することを認めるようなもので、私には反対したチームの考えも理解できる」
ハースのチーム代表、ギュンター・シュタイナーは次のように述べた。
「確かにそういう打診は受けた。そして、もっと詳しい話を聞きたいと思っていたが、結局本格的に議論する段階までは行かなかった。ある人物がこのアイデアを提案したものの、一部の人々が参加を望まず、すぐに立ち消えになったんだ」
「私は計画の詳細を知らなかったし、関係機関との話し合いも一切行われなかった。つまり、単なるアイデアの域を出るものではなかったということだ」
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |