最新記事
- デビューシーズンに向けたキャデラックの取り...
- 2026年のF1スプリントカレンダー発表。6戦を...
- キャデラックF1のリザーブドライバーは未定。...
- MOTULが50年ぶりにF1参戦へ。2026年からマク...
- 角田裕毅とローソンの接触に対する私見。フェ...
- サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、F1とWEC...
- 【角田裕毅を海外F1解説者が斬る】レッドブル...
- 契約延長を目指すモンツァ、アップグレード作...
- 「これが最後のチャンス」夢のF1参戦を目指す...
- クルーの懸命な作業に報いるハジャーの表彰台...
- F1アブダビテストで、現行車と2026年タイヤ装...
- アントネッリ、母国で9位入賞もスタートでの...
GP topic:予選後の騒動の裏に、メルセデスとレッドブルの駆け引きがあった!?
2016年7月25日
F1ハンガリーGP予選の正式結果が出るまでに時間がかかったのは、ニコ・ロズベルグが呼び出されたことだけが理由ではなかった。Q1で予選通過に必要なトップから107%以内のタイムを記録していなかったドライバーが複数いたことが、もうひとつの理由だった。
実はメルセデスのエンジニアとロズベルグがレース審議委員会に呼び出されてコントロールタワーに入っていった直後、もうひとりコントロールタワーへ入っていった人物がいる。レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーだ。
ホーナーは上下トレーニングウェアで大量の汗をかいていたことから、コースをランニングした帰りだったと思われる。さらにレース審議委員会から正式に呼び出される場合、チームを代表してコントロールタワーへ向かうのはチームマネージャーと違反などを問われたドライバーで、チーム代表が行くことは稀だ。
コントロールタワーへ向かうホーナーに「ロズベルグの件で来たのか?」と尋ねると「そうではない」と答えた。
では、なぜホーナーはコントロールタワーへひとりで向かったのか。考えられるのは、Q1で107%以内に入ることができなかったドライバーにレッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが含まれていたからではないか。もし、予選で3番手と4番手を獲得したレッドブルが、Q1を通過する条件を満たしていなかったと判断された場合、とんでもないことになる。
そして、Q1の件をレース審議委員会に問いただしたのは、もしかするとホーナーに「ロズベルグが黄旗振動区間で減速していなかったのではないか」と指摘されたメルセデスだった可能性は十分ある。
結局ロズベルグの件も、107%の件も何事もなく、大山鳴動して鼠一匹にも満たなかった。その背景にはメルセデスとレッドブルの政治的な駆け引きがあったのではないかと考えれば、腑に落ちる点が多い。
(Text : Masahiro Owari)
関連ニュース
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

