Sauber F1関連記事
エリクソン、ザウバー新オーナーとの関係を否定。待望のアップデートに期待
2016年7月22日
スイスの投資会社ロングボウ・ファイナンスS.A.が新オーナーとなったザウバーF1チーム。ドライバーのフェリペ・ナッセは、一連のチームの動向について、すべては把握していなかったと語る。
チームはハンガリーGPを前に、今後はロングボウ・ファイナンス社がチームの所有権を持つと発表している。
「噂されてはいたし、チームが厳しい立場に置かれていたのは知っていたけど、すべてを把握してはいなかった」とナッセ。
「僕自身も含めて、チームスタッフやメカニックみんなにとっても、これで仕事を進められるという保証を得られたのだから、いいニュースだよ。少し時間を要したけどね」
ロングボウ・ファイナンス社は、所属するマーカス・エリクソンとつながりがあると噂されているが、エリクソンは明言を避けている。
「僕が何か知っているわけではないんだ。一連の出来事に関わってはいないしね。チームにとって新しいオーナーは重要だけど、彼らが何者かというのは僕には関係のないことだよ。お金を準備してチームを運営するのは僕の仕事ではないからね」
ナッセ、エリクソンふたりの望みは、短期であれ長期であれチームに利益をもたらし、結果的にコンストラクターズ争いと2017年用の新車開発にプラスの影響を与えてほしいということだ。
まずは第一歩として、ハンガリーGPでは両ドライバーが新しいリヤウイングをテストする。
「僕たちが資金面で苦しい戦いを強いられてきたのは周知の事実だ。望みどおりのアップデートもできていなかった。新オーナーがチームを向上させてくれることを願うよ。彼らのやりかたは気にいっているんだ」と、エリクソン。
ナッセは「以前からアップデートのプランはあったけど、ようやく機会を得ることができた」と安堵を口にする。
「残り11レースある。ポイント獲得のためにも良い戦いを期待したいね。この先、数戦でクルマのパフォーマンスをアップさせることが優先事項だ」
「チームは来季仕様のクルマを準備していて、やらなくてはいけないことが山積みなんだ。これまでのところ、すべてが遅れているからね。ただ、まだ残されたレースに向けてもやれることはあるよ」
ザウバーは、ここ数年コンストラクターズ選手権で下位に沈んでいるため満足な分配金も得られず、慢性的な資金不足に苦しんでいる。オーナー変更で、期待どおりに状況は変化するだろうか。
(Translation:Yuki Takayama)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


