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アロンソ「プッシュできない、楽なF1に喜びはない」と嘆く

2016年7月21日

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、現在のF1の規則には不満があり、2017年に期待したような変化がなければ、F1から去ることを考えると語った。


 V6ターボ・ハイブリッドや今のタイヤなど、現在のF1には好きではない要素がいくつかあるとアロンソは言う。


「今のF1は変動の時期で、いくつかの要素においてシリーズの方向性が定まっていない」とアロンソ。


「今起きているいくつかのことに関しては全く満足していない。クルマを真の限界まで持っていって走ることができない。思う存分アタックすることができない。タイヤによってそれが許されないんだ」


「プッシュしすぎると、タイヤがオーバーヒートを起こし、すぐにグリップが低下する。エンジンを使いすぎると、消費パラメータを超えてしまう」


「今のF1で速く走るには、あまりアタックしないよう心がける必要がある。それが秘訣だ。でもそれはドライバーの本能に反している」


「だから今のマシンは技術規則が異なっていた他の時代のものほど走っていて楽しくないんだ。こういった現状に大満足しているとはいえない」


「今のクルマの方が走るのが簡単だとは言わないが、体力的な面で、あるいはマシンの真の限界を見つけるという意味では昔よりもたやすいのは間違いない」


「昔はコーナーを攻めることができた。コーナー半ばのスピードがとても高く、マシンを信頼し、コントロールできると信じられなければ攻められなかった」


「以前は10周走ると、2時間のマッサージが必要だった。でも今は150周でも走れるし、それだけ走りきってもほとんど汗もかかない」


 2017年には規則変更によって大幅に速いマシンが導入される見込みであり、それによって再びF1で走る喜びを取り戻せることにアロンソは期待をかけている。アロンソとマクラーレン・ホンダとの現在の契約は2017年末までであり、来年F1に自分が期待したような変化が見られなければ引退を考えるという。
 以前からアロンソは、F1引退後にはル・マン24時間レースとインディ500レースで優勝するという目標に立ち向かいたいと述べている。
 
「来年はたくさんのことが変わる。走る喜びが再び大きなファクターになることを願おう」


「僕がよく知り、愛していたものとは別の方向に進み続けることが分かれば、その時点で他の選択肢を検討し、F1から去ることを考えるかもしれない」


「ル・マンは僕のドライビングスタイル、つまりこれまでやってきたことに最も近い選択肢になると思う」


「インディ500も魅力的だ。大きな変化という意味でね。全く異なるドライビングスタイルや考え方を学ぶ必要があるんだ」
「そういったものを学びたいという気持ちもある。F1でワールドチャンピオンになった後には、それに匹敵する栄光が得られるのはふたつのレースしかない。ル・マン24時間とインディアナポリス500だ」


「とはいえ、そういうアイデアがあるという話であり、このプランを実現するにはとても長い時間がかかるだろう」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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