F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ロータスF1、約80億円の赤字が判明。現ルノーの将来には懸念なし

2016年7月20日

 ルノーの前身ロータスF1チームが、2015年に約5、700万ポンドもの損失を記録したことが収支報告書により明らかになった。


 正確な数値は56、994、000ポンドで、2014年の5、753、000ポンドから大幅に損失額が増加した。


 収支は2015年12月31日締めとなっており、その数日前にロータスチームのオーナー、グラビティ・モータースポーツがチームの株式90パーセントをルノーの関連会社にわずか1ポンドで売却した。


 取引高は前年から3、630万ポンド減少、これは主にスポンサーが減ったことによるものであるとチームは説明している。一方で売上原価も1、100万ポンド減少している。


 業務費は670万ポンド、資金コストは170万ポンド、それぞれ増加しているが、「2015年に債務構造が大きく変化したため」これらは今年は下がるものと予想されている。


 一方、ルノーの買収により、「資産報告において株主の資金7、610万ポンドにポジティブな動きが見られる」とも記されている。

2016年第9戦オーストリアGP ケビン・マグヌッセン(ルノー)
2016年第9戦オーストリアGP ケビン・マグヌッセン(ルノー)


 今年の戦略としては以下のように記されている。
「ルノーのスポーツ上の長期的野心と厳密なビジネスプランを反映するため、支出、投資を適切なレベルにし、新たな業務慣例を用いることで社を再建する」
「コース上ではシーズン後半にパフォーマンス改善が達成されるものと期待される。しかしながら2015年シーズンに開発が成されなかったことによるハンディキャップにより、チームは前年の選手権ポジション(6位)を上まわることは期待していない」


 10戦終了時点で、ルノーは11チーム中9位に沈んでいる。


 報告書においては、2017年と2018年にはルノーがレッドブルとトロロッソにエンジンを供給する契約を結んでいることも明記されており、「取締役は、同社が当面、機能可能な状態で存続するための適切なリソースを有しており、継続企業としての原則を実践し続けることができると、合理的な期待を抱いている」と記されている。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号