今宮純によるロシアGP ドライバー採点&短評
2016年5月6日
☆☆☆☆ フェルナンド・アロンソ
「ブレイク・チャンス」は待つものではなく、自分でつくりあげて、つかみとるもの。スポーティなゲームを魅せたアロンソ100%レース。ホンダ陣営は最優先で燃費コントロールに取り組まねば、それをミーティングの言葉でなくコース上のドライビングで訴えた。
☆☆☆☆ ニコ・ロズベルグ
これほど有利な条件もない。ハミルトンにトラブル、ベッテルも降格。無敵状態だからこそ完全試合(グランドスラム勝利)に挑み、初めて達成。終盤に起きたMGU−H不具合をコクピットで克服、こういう試練がますます彼を強くする。汗をかかずにまた楽勝、と言われてもミハエル・シューマッハによる5回グランドスラム達成のときもそうだった。
☆☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン
開幕前に3連覇がいかに難しく、ドライバー自己能力だけでは成就できないものだと本誌に書いた。メルセデスは彼を絶対エースとしてはいない。あくまでロズベルグとはイコール。次々自分にふりかかるトラブルを受けとめ、逆境をはねのけるのは自分なのだ。この2位は、ほとんど死に体から脱して勝ち取った18点。ロズベルグはますます“勝負師”の顔に、ハミルトンはしだいに“哲学者”のような表情に見えてきた。43点ビハインド、ここから16年『17戦シリーズ』がスタートする。
(Text : Jun Imamiya)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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※イギリスGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 255 |
2位 | ランド・ノリス | 171 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 146 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 124 |
6位 | セルジオ・ペレス | 118 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 110 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 45 |
10位 | ランス・ストロール | 23 |
※イギリスGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 373 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |