「ホンダ復帰後初Q3は見事。しかし次の一歩が欲しかった」:英誌全ドライバー採点スペインGP編
2016年5月21日
■ペレスとエリクソンが大健闘
9点の評価点を得たのはフォース・インディアのセルジオ・ペレスとザウバーのマーカス・エリクソンだった。
ペレスは9番グリッドから7位フィニッシュを成し遂げた。
「今回もまたチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを予選で破った。決勝ではサインツとボッタスを懸命に追いかけたが、VJM09にはこれ以上の結果を出す力はなかった。非常に長い最終スティントを走りながら、タイヤをうまく持たせ、背後から迫りくるフェリペ・マッサからうまくポジションを守った」
エリクソンは19番グリッドからスタートし、12番手でフィニッシュした。
「予選でチームメイトのフェリペ・ナッセに0.377秒の大差をつけた。彼のF1キャリアの中でベストの予選のひとつといっていいだろう」
「決勝も素晴らしく、1周目でいくつかポジションを落としたものの、アグレッシブな戦略でそれ以上に順位を上げた。2台のルノーを破ったのは見事な結果だ」
■マクラーレン・ホンダ:現体制初のQ3は達成したが……
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マクラーレン・ホンダのアロンソは、昨年マクラーレン・ホンダのパートナーシップが復活して以来、初の予選Q3入りを果たした。バトンはロシアGPに続く入賞を成し遂げており、ふたりとも8点の評価が与えられた。
アロンソは10番グリッドからスタートしたものの、エンジンがストップし、リタイアという結果に終わった。初のトップ10がその先の結果につながらず残念だと評されている。
「MP4-31から優れたパフォーマンスを引き出し、非常にうまく予選トップ10獲得へとつなげた。ホンダ復帰以来、初のQ3進出だ。しかし残念ながらそれが精いっぱいの結果だった」
「決勝オープニングラップのターン3でワイドになり、順位を落とした。その後、チームメイトのバトンを追いかけ、入賞がほぼ確実に見えたが、“ソフトウェアのコマンドの問題”により、エンジンがシャットダウンし、レースを終えた」
バトンは12番グリッドから9位入賞を果たした。
「プラクティスではオーバーステアに苦しんでいたが、予選でのアロンソとのタイム差はさほど大きくなく、Q3をわずか0.156差で逃した」
「素晴らしいスタートを切ってアロンソとヒュルケンベルグの前に出た。だがその後はグリップがなく苦労した」
「それでも、エステバン・グティエレスが駆る不調のハースを終盤に抜き、クビアトを押さえ切って2ポイントをつかんだ」
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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