マクラーレン・ホンダ密着:メキシコGP予選でアロンソが快走、決勝で後方からの追い上げに期待
2017年10月29日
その後、ホンダはその問題を分析し、対策。
「今回はアタックラップはきちんと行うことができ、問題なくアタックを始めることができた」(長谷川祐介ホンダF1総責任者)という。
そして、そのQ1で、アロンソが魅せた。1回目のアタックで1分17秒803を叩き出すと、2回目も1分17秒710をマーク。タイヤの違いや、予選の戦略の違いがあるとはいえ、アロンソ以外にQ1で1分17秒台をマークしたのは、メルセデスの2台とフェルスタッペン、そしてベッテルの4人だけだったことを考えれば、スーパーラップだった。
だが、Q2ではアタックを完結せずに終了した。理由は大幅にグリッドダウンが決まっていたからだ。
自分たちのマシンがQ3に行くことで、結果的にQ2落ちしたライバルにタイヤを自由に選択できるという有利な条件を与えることを考えて、戦略的にQ2で敗退する選択を採った。
「Q1のタイムでも十分にQ3に行けるスピードがあっただけに、残念」と長谷川総責任者は、グリッドペナルティを選ばざるを得なかった事態を悔やんだ。
メキシコGPでは苦戦を予想していたマクラーレン・ホンダ。それだけに、予選でのアロンソの快走はうれしい反面、複雑な思いも残った。
(Masahiro Owari)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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