ホンダ密着:“最上位”の7位入賞も周回遅れ、トップとの差をあらためて実感
2016年7月25日
さらにレース終盤の60周目に白煙が上がり、ピットイン。そのままリタイアとなった。
「エンジンオイルが漏れていたのは明らかです。ただそれは大量ではなく、エンジンがブロウする前に、大事をとってリタイアを決断をしました。(2つのトラブルがなければ、)7位と8位だっただけに、残念です」
もうひとつ、長谷川総責任者の顔にレース後、笑顔がなかったのは、トップ3との差だ。ミニチャンピオンシップではトップに立ったホンダだが、トップのメルセデスAMGに周回遅れにされての7位だった。長谷川総責任者はこう語る。
「トップ3の次といっても、6位のライコネンから40秒差というのは喜べる結果とは言えません。予選後の会見でジェンソンも言っていましたが、トップに近づいたことであらためてトップとの差が大きいことを実感しました」
ただし、この差は縮めることができないほど大きなものだと思っていないと、長谷川総責任者は言う。
「例えば、エンジンのパワーが上がれば、ダウンフォースもつけられ、そうするとタイヤの持ちも良くなり、戦略も立てやすくなる。見た目ほど大きなギャップだとは思っていません」
コンストラクターズポイントを6点加えたマクラーレン・ホンダの得点は38点となった。選手権でひとつ上のトロロッソは45点。ドイツGPはコンストラクターズ選手権6位浮上を賭けた戦いとなる。
(Text : Masahiro Owari)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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