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F1エミリア・ロマーニャGP FP:ハミルトンがトップ。2番手フェルスタッペンはミディアムを使用せず
2020年10月31日
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、アレクサンダー・アルボンは9番手となっている。
2006年以来14年ぶりのイモラでのF1は、F1史上初の2日間開催のレースとなった。前戦ポルトガルGPからの2連戦で、陸路の移動に時間がかかることから、このスケジュールとなった。そのためフリー走行は、土曜午前中の90分のみとなる。
現行F1マシン、パワーユニットでは初めてのイモラ。さらにこのコースをF1マシンで走ったことのあるドライバーも数少ないことから、多くのマシンがセッション開始直後から積極的に周回を重ねた。現地時間午前10時の開始時点で、天候は晴れ。気温16度、路面温度19度の低温コンディションだが、今回はC2〜C4とポルトガルより1段階ずつ柔らかい。そのおかげか、前回のようにハードタイヤがグリップ不足で使い物にならない、という感じではない。
グランプリ週末に使用できるタイヤは、通常各ドライバーあたり13セットである。それが2日間開催の今週末は、10セットに減らされた。内訳はハードタイヤ2セット、ミディアムタイヤ2セット、ソフトタイヤ6セットであり、フリー走行終了後に3セットを返却。予選、レースは通常レースと同じく、7セットのタイヤで戦う。
セッション序盤は、ほとんどのドライバーがハードを選択。例外的にアルファタウリ・ホンダはダニール・クビアトにミディアムを履かせ、ウィリアムズは2台ともミディアムで周回している。序盤はフェルスタッペンが最初に1分15秒台に突入し、首位に立った。その後バルテリ・ボッタス(メルセデス)がフェルスタッペンを0.129秒しのぐ最速タイムを出した。
開始後30分すると、フェラーリの2台やキミ・ライコネン(アルファロメオ)らがソフトに履き替えた。しかし目立ったタイム更新は見られない。シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、「アンダーステアがひどい!」と、訴えている。
その後フェルスタッペンもソフトを履き、全区間最速の1分15秒338で首位を奪い返した。搭載燃料は不明ながら、ミディアムを履いたルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.008秒遅れの2番手につけている。ソフトのタイムの伸びが予想したほど大きくなく、フェルスタッペンは「コーナーの踏ん張りが効かない」と言っている。
開始後1時間にはハミルトンが、唯一1分14秒台に入る1分14秒726で初めてトップに立った。セッションはそのまま終了し、2番手フェルスタッペン、3番手ボッタス。終盤に新品ソフトを履いたピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、ルクレールが4、5番手につけた。ダニエル・リカルド、エステバン・オコンのルノー勢が6、7番手に続き、クビアトも新品ソフトで7番手。6月に撮影名目でイモラを走ったことが、有利に働いたか。アルボンはチームメイトから約1秒落ちの9番手だった。
フェルスタッペンはレースタイヤとなったミディアムをフリー走行で使いすぎた前戦の反省からか、今回はミディアムセットを丸々温存した。フェラーリ2台もこのセッションでは、ハードとソフトだけを使用した。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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