最新記事
- 内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブル...
- スプリント決勝、予選と苦戦が続くルクレール...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- メルセデスが3戦連続で予選トップ3。決勝へ向...
- ペレス、予選Q3に中古タイヤで出走し8番手「...
- リカルド11番手「Q3進出を逃したのは悔しいが...
- メルセデスに5000ユーロの罰金。ハミルトンが...
- 予選2番手のノリス「僕らは決勝のほうが強い...
- SQ、スプリント、予選をすべて制圧。フェルス...
- 【角田裕毅F1第11戦展望】損傷したフロアに加...
- レッドブル&HRC密着:デプロイ切れはライバ...
F1マレーシアGP FP2:外れた排水溝の蓋でグロージャンが大クラッシュ、赤旗のままセッション終了
2017年9月29日
FP1後のセパンは好天に恵まれ、フリー走行2回目のセッションは現地時間午後3時に気温29度、路面温度42度のドライコンディションでスタートを迎えた。しかしセッション中の降水確率は60%を超えており、チームにとっては天候レーダーと睨めっこをしながらのプログラム消化が必要になる。
セッション序盤からメルセデスAMGにはやや混乱が見られ、15時19分にバルテリ・ボッタスがターン11のアプローチでスロー走行のマシンをかわそうとしたところで外側の縁石に乗ってコースオフ。
23分にはルイス・ハミルトンもターン7イン側の縁石に引っかけてリヤが流れ激しくスピンオフを喫した。両者ともにマシンに大きなダメージはなかったが、序盤の走行は早々に切り上げることとなった。
14時40分にはブレーキトラブルを訴えるランス・ストロールがターン15で激しくロックさせてマシンが強く振動するほどフラットスポットを作ってタイヤを壊してしまう。その他、マックス・フェルスタッペンやハース勢などはひどいアンダーステアを訴えマシンバランスのセットアップが容易でないことを窺わせる。
ラップタイムではフェラーリ勢が優勢で、この時点で首位はセバスチャン・ベッテル、2位にキミ・ライコネンがつけ、3位・4位はレッドブル勢、5位には新型バージボードを試すフェルナンド・アロンソが飛び込み、メルセデスAMG勢は1.4秒者差を付けられて6位・7位に留まっている。
16時8分、ボッタスが走行した際にターン13イン側縁石の排水溝のフタが外れ、これを踏んだロマン・グロージャンの右リヤタイヤがバーストさせられ、コースオフしスピン状態のままマシン左側からタイヤバリアに激しくクラッシュ。
これでセッションは赤旗中断となった。メディカルカーが出動するほど激しい衝撃を記録したが、グロージャン自身は自力でマシンから降りメディカルカーに駆け寄ったように大きな怪我はなかった。グロージャンは「レーシングライン上には何も見えなかったが突然大きな衝撃を受けた」と話している。
FIAの安全委員らが現場に駆けつけてチェックを行ない修復作業に入ったが、セッションの残り時間は10分を切っておりFP2のセッションはここで終了となった。
最終結果はベッテルが1分31秒261でトップ、2位に0.604秒の大差でライコネン、3位リカルドと4位フェルスタッペンは0.8秒差、5位アロンソは1.303秒差、6位ハミルトンと7位ボッタスは1.4秒差。その後方にはフォースインディア勢とルノー勢が入り混じる勢力図となった。
(Mineoki Yoneya)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |