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レッドブル100回目のポールをフェルスタッペンが獲得「今日は狙っていた。ワンツーで記録を飾り最高の日に」F1中国GP
2024年4月20日
2024年F1中国GPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはチームにとって通算100回目のポールポジションを獲得した。セルジオ・ペレスは2番手に続いた。午前のスプリントではフェルスタッペンが1位、ペレスは3位だった。
19周のスプリントでフェルスタッペンは4番グリッドからスタート。序盤、フェルスタッペンはバッテリーの問題を指摘、チームからセッティング変更を指示された。問題が解決した後、フェルスタッペンは前を狙い始め、9周目にトップに立つと、2位のルイス・ハミルトン(メルセデス)に13.043秒の差をつけて勝利をつかんだ。
フェルスタッペンは予選でQ1、Q2、Q3すべてで最速タイムをマーク、キャリア37回目のポールポジションを獲得した。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント 1位(4番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 1番手(Q1=1番手1分34秒742:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分33秒794:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分33秒660:ソフトタイヤ)
スプリントの序盤は少しトリッキーだった。(自分はユーズドのミディアムタイヤでスタートしたが)新品タイヤを履いていたドライバーもいて、1周目は彼らの方がグリップが良かった。
バッテリーが完全に空になるという問題もあって、回復させるために設定を少し変更しなければならなかった。でも問題がすべて解決した後は、ペースがとても良く、タイヤを労わって走ることもできた。
予選を前にマシンのフィッティングに変更を加えたところ、それがとてもうまくいったので、そのことにはとても満足している。
スプリントで強力だったから、決勝に期待できそうだ。でも他のチームもこれからたくさんの情報を分析するから、100パーセント楽なものになるとは思っていない。
明日のレースでは風向きがマシンバランスに大きな影響を与えると思う。でも今日と同じようなパフォーマンスを発揮できれば、満足いくレースになるだろう。
全体的に見て、とても良い土曜日だった。これ以上は望めないほどだ。チームにとって100回目のポールポジションを獲得し、チェコは2番手を獲得して、一緒にフロントロウに並べるんだ。
ポールからスタートすることは助けになるし、もちろん常に保証されるわけではないにしても、その後のレースは楽になるだろう。
上海の人達の応援は素晴らしい。グランドスタンドに大勢のファンがいるし、ここでレースをするのは久しぶりだ。ここに戻って来ることができてとてもうれしいし、明日を楽しみにしている。
(予選後にメディアに対して語り)マシンに乗り込む前に、クリスチャン(・ホーナー/チーム代表)から、「今日ポールを獲れば、チームにとって100回目になる」と言われた。それを聞いて、「素晴らしい。挑戦しよう」と思った。チーム全員にとって素晴らしい成果を挙げることができたよね。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント 3位(6番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 2番手(Q1=15番手1分35秒457:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分34秒026:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分33秒982:ソフトタイヤ)
スプリントの結果には満足だ。残念ながらスペイン勢(フェルナンド・アロンソとカルロス・サインツ)を抜くのにかなりの周回を費やすことになり、最終的には前に出ることができたが、残り周回数のなかでルイス(・ハミルトン)をとらえることはできなかった。
予選に向けてたくさんのセットアップ変更をしたが、予選のなかでマシンについて十分読み取ることができなかった。かなり混乱した予選で、Q1はトラフィックの影響でひどいものだった。
予選で初めてまともに走れたのはQ2の2回目のランで、Q3も完璧ではなかった。それでも予選を通して学習することができたし、リズムも良くなったと思う。
最終的にチームにとって良い結果を出すことができた。100回目のポールを記録した日に、フロントロウを独占することができて、とてもうれしい。
マシンについての理解がかなり進んでおり、それによる成果を継続的に挙げてきている。明日は、中国のファンのために素晴らしいショーを披露したい。中国にF1が来たのは久しぶりだからね。
(autosport web)
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7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |