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フェルスタッペン車のダメージを心配するレッドブルF1「金銭的にもタイトル争いにおいても、痛いアクシデント」

2021年7月22日

 F1第10戦イギリスGPでのマックス・フェルスタッペンの大クラッシュによって、どれだけの経済的損失を被ることになるのかを評価するため、レッドブルはファクトリーで詳細な調査を行っている。


 バジェットキャップが定められている今年、アクシデントによりマシンの修理に出費が必要になると、マシン開発などその他の計画に影響が出る可能性がある。


 エミリア・ロマーニャGPで、バルテリ・ボッタスがジョージ・ラッセルにヒットされ、マシンが大破した後、メルセデス代表トト・ウォルフは多額の損失を嘆き、それが今後の開発に影響する可能性を認めていた。

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝 バルテリ・ボッタス(メルセデス)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がクラッシュ
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝 バルテリ・ボッタス(メルセデス)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がクラッシュ

 レッドブルは、大破したRB16Bを修復するためのコストを見積もり、予算上限1億4500万ドル(約160億円)のなかに収まるよう、他のどこでコストを削るのかを検討しなければならない。


 サーキットでの初期調査の段階では、ギヤボックス、トランスミッション全体、ステアリングシステム、ハイドロリックシステム、冷却システムなどの交換が必要で、モノコックにも影響がおよんでいると予測されている。シャシーはミルトン・キーンズのファクトリーに戻され、パワーユニット(PU/エンジン)はホンダのファクトリーで、どのパーツが再利用可能かについてそれぞれ詳しい調査が行われる。

2021年F1第10戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第10戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 モノコックが修理可能な場合も慎重な判断が必要になる。修理する場合、カーボンファイバースキンを何層が追加することになり、オリジナルのシャシーよりも重量が増すからだ。そのため、パフォーマンス面を考えると、追加の費用をかけて、新しいモノコックを用意する方がいい場合があるのだ。


 パワーユニットが致命的なダメージを負っていた場合、フェルスタッペンは早々に3基目のパワーユニットを使用しなければならなくなる。そうするとシーズン中に基数制限を超えて、グリッド降格ペナルティを受けることは避けられない。


 ホーナーは「経済的にも、もしかするとスポーツ面においても、非常に高くつくアクシデントだ」と述べている。現在、チームは詳細な調査を行っているはずだ。



(Grandprix.com)




レース

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ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
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