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【F1若手テスト】角田裕毅が5位、佐藤万璃音はミディアムタイヤで13位。アロンソ、ルノーの予選タイムを上回り最速
2020年12月16日
12月15日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで、F1若手ドライバーテストが開催された。基本的にはグランプリ参戦回数が2戦以下のドライバーにF1カーに乗るチャンスを与えることが目的だが、FIAの承認を得れば2020年に出場しなかったドライバーの参加も可能となった。今回のテストは各チーム2台のマシンを走らせることが認められ、8チーム15人のドライバーが参加した。
マクラーレンとレーシングポイントは欠席、ハースは1台のみを走らせ、それ以外のチームはドライバー2人を起用した。ピレリからは、1ドライバーあたりC5ソフト2セット、C4ミディアム5セットが提供された。
■2020年F1アブダビ若手ドライバーテストラインアップ
チーム | ドライバー | ドライバー |
---|---|---|
メルセデス | ストフェル・バンドーン | ニック・デ・フリース |
レッドブル・ホンダ | セバスチャン・ブエミ | ユーリ・ビップス |
ルノー | フェルナンド・アロンソ | 周冠宇 |
アルファタウリ・ホンダ | 角田裕毅 | 佐藤万璃音 |
フェラーリ | ロバート・シュワルツマン | アントニオ・フォコ |
アルファロメオ | ロバート・クビサ | カラム・アイロット |
ハース | ミック・シューマッハー | − |
ウイリアムズ | ジャック・エイトケン | ロイ・ニッサニー |
トップタイムをマークしたのは、2年のブランクの後2021年にF1に復帰するフェルナンド・アロンソ(ルノー)。2021年のプレシーズンテストは日数が大幅に減らされる見込みであり、アロンソに可能な限り多くの走行機会を与えたいルノーがFIAに掛け合い、承認を得て、今回のテストへの参加が可能になった。
アロンソが記録したこの日のトップタイムはソフトタイヤでの1分36秒333。アブダビGPでルノーが記録した予選ベストタイム、1分36秒359(11番手エステバン・オコン)より0.026秒速いタイムだった。同じくルノーで走行した周冠宇は9位だった。
2位、3位にはメルセデスのニック・デ・フリースとストフェル・バンドーンが続き、4位はアルファロメオのロバート・クビサだった。アルファロメオからはカラム・アイロットも参加し、8位タイムを出している。
5位に入ったのはアルファタウリ・ホンダからF1公式テストデビューを果たした角田裕毅。11月にトロロッソの2018年型マシンでF1テストを経験した角田だが、2020年型マシンに乗るのはこれが初めてだった。角田は123周を順調に走行、ソフトタイヤで1分37秒557を記録した。角田は2021年にはアルファタウリと契約しF1デビューを果たすのではないかと考えられている。
角田とともにアルファタウリ・ホンダから参加した佐藤万璃音にとって この日は初のF1テストの機会となった。127周と多数の周回を重ね、ソフトタイヤでのランでは渋滞に引っ掛かったとして、自己ベストタイムはミディアムによる1分38秒495で13位だった。
6位はレッドブル・ホンダで走行したジュニアドライバーのユーリ・ビップス。同チームからはリザーブドライバーのセバスチャン・ブエミも参加、クラッシュする場面もあり、12位だった。ふたりともベストタイムはミディアムタイヤによるものだった。
フェラーリのアントニオ・フォコが7番手、ロバート・シュワルツマンが11番手。ウイリアムズのジャック・エイトケンが10位に入り、ロイ・ニッサニーは14位だった。
ハースから2021年にF1デビューを果たすミック・シューマッハーは15位だった。アブダビGPのFP1に続いてハースVF-20に乗る機会を得たシューマッハーは、1ラップの速さを追求するよりも、マシンとタイヤへの理解を深めながら多数の周回を重ねることに集中、125周を走り切った。
2020年F1公式走行はこの日で終了。次回の合同テストは3月のプレシーズンテストとなり、各チームが2021年型マシンを走らせ、開幕への準備を行う。
■2020年F1アブダビ若手ドライバーテストタイム結果
Pos | Driver | Team | Time(tyre) | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | フェルナンド・アロンソ | ルノー | 1’36.333(C5) | 105 |
2 | ニック・デ・フリース | メルセデス | 1’36.595(C5) | 110 |
3 | ストフェル・バンドーン | メルセデス | 1’36.840(C5) | 82 |
4 | ロバート・クビサ | アルファロメオ | 1’37.446(C5) | 89 |
5 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1’37.557(C5) | 123 |
6 | ユーリ・ビップス | レッドブル・ホンダ | 1’37.770(C4) | 101 |
7 | アントニオ・フォコ | フェラーリ | 1’37.817(C5) | 126 |
8 | カラム・アイロット | アルファロメオ | 1’37.826(C5) | 93 |
9 | 周冠宇 | ルノー | 1’37.902(C5) | 98 |
10 | ジャック・エイトケン | ウイリアムズ | 1’38.153(C4) | 78 |
11 | ロバート・シュワルツマン | フェラーリ | 1’38.157(C5) | 129 |
12 | セバスチャン・ブエミ | レッドブル・ホンダ | 1’38.284(C4) | 77 |
13 | 佐藤万璃音 | アルファタウリ・ホンダ | 1’38.495(C4) | 127 |
14 | ロイ・ニッサニー | ウイリアムズ | 1’39.800(C4) | 75 |
15 | ミック・シューマッハー | ハース | 1’39.947(C5) | 125 |
※F1およびピレリ発表のデータ
※1ドライバーあたりC5ソフト2セット、C4ミディアム5セットが支給
(autosport web)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |