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ピレリ、ブリスターは発生したものの「前戦よりも1段階柔らかい組み合わせは刺激的な要素となった」
2020年8月10日
プレスリリース
2020 FORMULA1 70周年記念グランプリ 決勝
レッドブルのマックス・フェルスタッペン、巧みな戦略で優勝を飾る
2020年8月9日、シルバーストン
キーポイント
・4番グリッドからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、見事な戦略で70周年記念グランプリを制しました。トップ10グリッド中ただひとりハードタイヤでスタートしたフェルスタッペンは、ハードタイヤの耐久性を活かして長い第一スティントを走行し、トップに立ち、その座を堅持することに成功しました。
・フェルスタッペンは、ハード〜ミディアム〜ハードと繋ぐ戦略を採りました。この戦略を実行したドライバーは2名のみで、もうひとりはマクラーレンのカルロス・サインツでした。フロントロウからスタートしたメルセデスの両ドライバーは、ミディアム〜ハード〜ハードと繋ぐ戦略で2位と3位でフィニッシュしました。
・大半のドライバーが2ストッパーだったなか、8番グリッドからスタートしたフェラーリのシャルル・ルクレールは、1ストップ戦略で4位を獲得しました。トップ10ドライバー中もうひとりの1ストッパーは、ルノーのエステバン・オコンでした。ルクレールとオコンはともに、ミディアムからハードへ交換する戦略を採りました。
・4名のドライバーが3ストップ戦略を実行しました。また、20名中19名が完走しました。
・前日よりも気温が高く、レース中の路面温度は40℃を超えていました。今回のタイヤの組み合わせは、先週のイギリスグランプリ時より一段階柔らかいものとなっていました。
各コンパウンドのパフォーマンス
・ハード C2:フェルスタッペン優勝の鍵となりました。それは、予選Q2をホワイト・ハードで通過したフェルスタッペンの決断によって実現しました。メルセデスのルイス・ハミルトンは、ハードタイヤでファステストラップポイントを獲得しました。
・ミディアム C3:レースのもうひとつの鍵は、先週のソフトタイヤとおなじコンパウンドであるミディアムタイヤでした。大半のドライバーが、ミディアムタイヤを装着してスタートを切りました。
・ソフト C4:これまでシルバーストンで選択されたなかで最も軟らかいコンパウンドのソフトタイヤは、レーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンベルグのファイナルスティントで使用されたのみでした。しかし、他のコンパウンドを使用した戦略構築を促したことで、このレース週末の基礎的な要素のひとつとなりました。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「今回のレースは、レッドブルとマックス・フェルスタッペンによる完璧な戦略の勝利でした。フェルスタッペンの戦略は土曜日の午後から始まりました。スタート時に装着するためにQ2をハードタイヤで通過したことが功を奏しました。長い第一スティントを活かしてトラックポジションを上げると、その後はフロントロウからスタートした両メルセデスを抑えきりました」
「シルバーストンは、タイヤに厳しい屈指のサーキットであることに加え、先週よりも一段階柔らかいコンパウンドの組み合わせを使用したことは、レースの刺激的な要素となりました。予想通り、ブリスターの発生が散見されたものの、レースへの影響は限定的でした。タイヤマネジメントが不可欠の要素であったことは否めませんが、臨機応変に対応したドライバーも素晴らしかったと思います。そして、視聴者はエキサイティングで予測ができないレースを堪能できたことと思います」
■2020年F1第5戦70周年記念GP レースインフォグラフィックス
■コンパウンド毎のラップタイム上位
・ハードタイヤ
ルイス・ハミルトン:1分28秒451
マックス・フェルスタッペン:1分29秒465
アレクサンダー・アルボン:1分29秒477
・ミディアムタイヤ
ニコラス・ラティフィ:1分29秒950
マックス・フェルスタッペン:1分30秒361
ダニール・クビアト:1分30秒738
・ソフトタイヤ
ニコ・ヒュルケンベルグ:1分30秒087
■最長スティント
・ハードC2:シャルル・ルクレール 34Laps
・ミディアムC3:キミ・ライコネン 25Laps
・ソフトC4:ニコ・ヒュルケンベルグ 8Laps
(ピレリ ジャパン プレスリリース)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |