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F1 Topic:メキシコGPでホンダはアロンソに新スペックPUを投入する?
2017年10月26日
水曜日、メキシコGPのパドックで何人かの外国人ジャーナリストから「ハセガワは見たか?」と尋ねられた。彼らはフェルナンド・アロンソのエンジンに新しいスペックが投入されるかどうかを気にしていたのである。しかし、長谷川祐介ホンダF1総責任者は日曜日の夜、アメリカを発ってHRD Sakuraに向かったので、「まだ来ていないと思う。私も会っていないし」と答えた。
だが、ある情報筋によれば、「アロンソに新しいスペックが投入されることは間違いない」という。その根拠は、「アメリカGPでアロンソのMGU-Hは壊れたため、新しいMGU-Hとターボを投入すれば、大幅なグリッドペナルティを受けるため、だったらいっそのことICEを新スペックにしたほうがいい」というものだ。
だが、アロンソのMGU-Hは日本GPから使用した最新仕様。それが問題を起こしたため、ホンダはマイレージとは関係のない原因、例えば品質不良などを疑っている。しかし、アメリカGPとメキシコGPは2週連続開催のため、原因を特定している時間的な余裕がない。
そこで、MGU-Hに関しては最新仕様のものをあえて避け、実績のある中古のものの中からマイレージに余裕があるものを使用することを考えていると、日曜日のレース後にあるホンダ関係者は語っていた。
もし、状況がそれ以降、変わっていなければ、メキシコGPでアロンソは中古のMGU-Hとターボを使用することになるので、それだけではグリッドペナルティは科せられない。そうなると、無理に新スペックを投入する必要もない。
もちろん、アメリカGP直後に、HRD Sakuraでスペック4の開発が進み、実戦投入する目処がたったという場合はその限りではない。
果たして、ホンダはメキシコGPにどの組み合わせでパワーユニットをアロンソに供給するのか。木曜日のミーティングの結果を待ちたい。
(Masahiro Owari)
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