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F1 Topic:F1直下のF2で戦う松下信治とGP3暫定3位の福住仁嶺、2018年の去就は?

2017年10月20日

 F1直下のカテゴリーF2選手権は、先日シャルル・ルクレールの戴冠が確定した。まだ11月末の最終戦アブダビが残っているが、すでに水面下では来季に向けての激しいシート争奪戦が始まっている。
 そんな中、『F1に最も近い日本人ドライバー』である松下信治と福住仁嶺は、現在どんな状況に置かれているのか。 


 F2を戦う松下は先月のへレスで0ポイントに終わり、目標とした選手権3位以内の成績は不可能となった。その結果、スーパーライセンス獲得に必要なポイント数に達せず、ヨーロッパでの3年間の挑戦はひとまず終止符を打つ。


 来季は日本に戻り、スーパーフォーミュラ、スーパーGTに参戦することになりそうだ。ただし本人は、「F1参戦の夢はまだ全然あきらめてないし、かならず成し遂げます」と、強い決意を語っていた。

GP3で現在ドライバーズランキングの暫定3位につけている福住仁嶺

 一方、2年目のGP3選手権で現在暫定3位につけている福住は、来季はF2へステップアップする予定。普通に考えれば、松下の後任としてARTに行くはずだが、同チームにはGP3でチャンピオンになったばかりのジョージ・ラッセルの昇格がほぼ確定した。そしてチームメイトには、「ランド・ノリスがいい」とラッセル自身がラブコールを送っている。


 来月18歳になるノリスはマクラーレンジュニアチームに所属し、今季の欧州F3を制した逸材だ。しかしホンダとARTとの交渉も大詰めの模様で、ARTが福住とノリスのどちらを取るのか、予断を許さない。


 一方、今季のチャンピオンチームであるプレマには、インドネシアの実業家の息子でトロロッソの金曜ドライバーも務めるショーン・ゲラエルの名前が挙がっているのみ。ホンダはここに今季の欧州F3を戦った牧野任祐を入れたい意向のようだ。


 いずれにしても来季のF2選手権は、車体エンジンともに大幅に規約変更される。その混乱の中では総合力に優れるART、プレマ、DAMSといったチームに所属することが、F1への近道となりそうである。



(Kunio Shibata)




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ドライバーズランキング

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2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
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