100回目の表彰台を取り戻したアロンソ「僕たちは2番目のチームになる力があると証明した」アストンマーティン/F1第2戦
2023年3月20日
2023年F1サウジアラビアGP決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは3位表彰台を獲得した。
アロンソは2番グリッドから好スタートを決めて、トップに立ち、3周をリードするが、4周目にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれて2番手に下がった。さらにスターティンググリッドの停止位置が正しくなかった(左フロントタイヤがスターティングボックスの外に出ていた)として、5秒のタイムペナルティを科されてしまった。
セーフティカー出動時のピットストップ(50周のレースの18周目)でそのペナルティを実行、2番手を守った後、25周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれたが、3番手を最後まで維持し、F1キャリア100回目の表彰台に上った。
しかし表彰式の後、FIAは、タイムペナルティが適切な形で実行されなかったとして、アロンソに10秒加算のペナルティを科すことを発表。これによりアロンソは4位に降格されることになった。ペナルティの理由は、5秒が消化される前にリヤジャッキがマシンに接したことだった。
アロンソは、表彰式後になってペナルティが発表されたことを強く批判。一方アストンマーティンは、この件に対して再審議を請求。再度調査を行ったスチュワードは、タイムペナルティ実行中にジャッキがマシンに接している場合は“作業中”とみなすという認識は誤っていたことを認め、ペナルティを取り消すことを決定した。
こうしてアロンソとアストンマーティンは3位を取り戻した。アロンソは100回の表彰台を獲得した史上6人目のF1ドライバーとなった。アロンソは第2戦終了時点でドライバーズ選手権3位、アストンマーティンはコンストラクターズ選手権でメルセデスと同点の2位につけている。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(50周/50周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
今日のこの結果に満足している。(シーズン)2回目の表彰台を獲得した。僕たちチームは速さで2番目の位置に来ることが可能だということを証明したんだ。レースを通してペースは良かった。
グリッド上のスタートポジションについては僕のミスだ。その後、(ペナルティで失った)タイムを補おうと、プッシュした。
今週末を前にして、自分たちがどの位置にくるのか、正確には予想できずにいた。今後の数戦に向けて、この結果は良いニュースだ。次のオーストラリアが楽しみだよ。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |