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レッドブル&HRC密着:昨年のようなトラブルはなくフェルスタッペンが初日2番手発進。地元の声援を力に連勝なるか

2023年8月26日

 夏休み前の最後の一戦となった第13戦ベルギーGPを制して、開幕戦からの連勝を「12」に伸ばしたレッドブル・ホンダRBPTにとって、夏休み明け初戦は連勝記録をさらに伸ばす大事な一戦だ。


 チームにとって、次の目標は1988年にマクラーレン・ホンダが打ち立てた16戦15勝、F1史に燦然と輝く勝率9割3分7厘という大記録を破ること。


 今シーズンのF1は全23戦だったが、第6戦エミリア・ロマーニャGPが洪水によって中止となったため、全22戦で行われている。レッドブル・ホンダRBPTが16戦15勝の勝率を抜くには、22戦20勝では9割0分9厘となってしまうため、22戦21勝(9割5分4厘)以上白星を重ねなければならない。


 後半戦には過去2年間白星がないブラジルGPや2021年にメルセデスに完敗したカタールGPがあるほか、F1初開催となるラスベガスGPも控えているため、最高勝率を達成するには、それらのグランプリ以外を落とすわけにはいかない。


 オランダGPは2021年から2連勝しており、レッドブルには相性の良いサーキットだけに、是が非でも勝利しなければならない。


 しかし、チャンピオンシップで首位を独走するマックス・フェルスタッペンは、フリー走行1回目こそ、トップタイムをマークしたが、フリー走行2回目ではランド・ノリス(マクラーレン)に及ばずに2番手に終わった。


 フェルスタッペンは昨年のオランダGPも、初日は8番手に終わっていた。このときはマシントラブルで、コース脇にマシンを止めてセッションを終えていた。それに比べれば、この日のフェルスタッペンの2番手はマシンにトラブルが起きたわけではなく、しかもノリスとの差は0.023秒。フェルスタッペンも次のように語っている。
 

2023年F1第14戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2023年F1第14戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 
「今日はいい一日だった。バランスなど、微調整したいところはいくつかあるけれど、全体的にはロングランでもハンドリングは良かった。クルマには多くのポテンシャルがあるので、土曜日はいい一日にしたい。予選でポールポジションを獲得する自信はある。グランドスタンドやサーキットを埋め尽くすオレンジ色のファンからの応援に応えたい」


 地元グランプリとチームの連勝というプレッシャーを、いまのフェルスタッペンには力に変えるほど充実している。



(Masahiro Owari)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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