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炎上車両から脱出したグロージャンが笑顔でメッセージ「ヘイローに救われた」。やけどのみで骨折等はなし:F1バーレーンGP
2020年11月30日
ハースF1チームは、2020年第15戦バーレーンGP決勝オープニングラップで大クラッシュを喫したロマン・グロージャンの検査結果について発表、やけどはあるものの、骨折は見られないことを明らかにした。グロージャンは病院からメッセージを発信している。
バーレーンGPスタート直後、グロージャンはターン3の出口でコースオフ、バリアに激しく衝突した。マシンは真っ二つに割れて炎上、懸念される状況だったが、グロージャンは燃え盛る炎のなかから自力で脱出し、世界中の人々を安堵させた。グロージャンはサーキットで検査を受けた後、バーレーン国防軍病院に搬送され、レントゲン検査を受けた結果、当初心配された骨折は見られなかったということだ。
「バーレーン国防軍病院の検査の結果、ハースF1チームのドライバー、ロマン・グロージャンは、(日曜の)夜に病院にとどまり、バーレーンGPの1周目のインシデントで両手の甲に受けたやけどの治療を受けることになった」とハースの声明には記されている。
「レントゲン撮影の結果、骨折は見られなかった。新たな情報が出てきた際には改めてお知らせする」
グロージャンは両手に包帯を巻かれた痛々しい姿ながら、笑顔でコメントする動画を公開した。
「僕は無事だということを伝えたい。まあまあ無事という感じかな」とグロージャン。
「たくさんのメッセージありがとう」
「何年か前にヘイロー(頭部保護デバイス)に反対していたが、今は、これはF1に導入されたもののなかでも最も素晴らしいものだと思っている」
「ヘイローがなければ今日僕は、あなた方にこうして話をすることはできなかっただろう」
「サーキットおよび病院の医療スタッフの方々に感謝する。近々皆さんへのメッセージを書いて、状況をお知らせできればいいなと思っている」
(autosport web)
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