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例年よりも遅い時期の開催。気温上昇などの影響で3ストップの可能性も/ピレリF1スペインGPプレビュー
2024年6月19日
今週末のF1第10戦スペインGPに向けて、ピレリは最も固い組み合わせのタイヤを持ち込む。しかし今年のスペインGPは例年よりも遅れて開催されることから、気温の上昇などの影響により、2ストップ、あるいは3ストップのレースになるとピレリは予想している。
スペインGPにはハード寄りのタイヤが持ち込まれるが、これは今年2回目のことだ。バーレーン、シルバーストンとともに、バルセロナ-カタロ二ア・サーキットはピレリにとって最も困難な場所だ。非常に長いコーナーと高速コーナーが組み合わされており、ドライバーだけでなくタイヤにとっても試練となる。
スペインGPの公式プレビューで、ピレリは次のように説明している。
「このイベントに向けて、ふたたびC1ハード、C2ミディアム、C3ソフトという、2024年のドライタイヤコンパウンドとして最もハード寄りの3種類を選んだことは驚くにあたらない。これは開幕戦のバーレーンGPで選ばれた3種類と同じだ」
ピレリ、F1チーム、そしてドライバーにとってさらなる課題となるのは、1991年のF1初開催と、新型コロナウイルスの影響を受けた2020年シーズンを除けば、このコースでグランプリが開催されるのは今回が1年で一番遅い時期になることだ。
「今年のレースは2023年よりも3週間遅れて開催されるので、より暑くなる可能性があることから、タイヤマネジメントに別の要素が加わることがあり得る。この温度の問題により、C3は不利になる可能性があるものの、昨年はレースにおいても非常に競争力があり、20人のドライバーのうち16人が第1スティントに選んだ」
気温はより高くなり、日中の気温は25度から29度になると予測されている。つまり路面温度は50度に達する可能性があることから、ピレリは、スペインGPは複数回のピットストップが行われるレースになると予想している。ピレリによると、「戦略的には、すべてのコンパウンドが使われる可能性のある2ストップが最も速い選択肢であるはずだ。特に、昨年のレースでオーバーテイクが過去よりも簡単であることが証明されたので、デグラデーションがひどければ3ストップも実行可能かもしれない」ということだ。
とは言うものの、このコースではできるだけ上位からスタートすることが、よい最終結果を得るために重要であることを歴史が示しているし、ピレリもそう認めている。
「バルセロナ-カタロニア・サーキットでのもうひとつの留意事項は、予選の重要性だ。24戦ものレースで、ポールシッターが1位でチェッカーフラッグを受けてきた。この統計の重要性に加えて、予選で最速だったドライバーがレースをリタイアしたことも4回ある」
「このコースでは、F1カレンダーに初めて登場した1991年から使われていたオリジナルの構成が復活した。コースは2007年に変更され、最終コーナー手前にシケインが設けられた。さらなるオーバーテイクのチャンスを作り出す狙いだったが、そうはならなかった。シケインをなくしたことと、現行マシンの空力構成が相まって、オーバーテイクが増加したので、追い抜きのチャンスという点では昨年にこのコースは中程度からトップ4のひとつになった」
オーバーテイクを容易にするコースデザインと複数のタイヤ戦略が作用することで、今週末のスペインGPは、直近のF1レースであるモントリオールがそうであったように、もうひとつの名レースとなるかもしれない。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Grandprix.com)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |