ルクレール、ブレーキトラブルで表彰台争いができず「まともに走れる状態ではなかった」フェラーリ/F1第1戦
2024年3月3日
2024年F1バーレーンGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4位、カルロス・サインツは3位だった。
ルクレールは、スタート直後はグリッド位置の2番手をキープしたものの、ブレーキの問題に見舞われて、何度もロックアップを繰り返し、ポジションを落としていった。後にルクレールが明かしたところでは、ブレーキの温度が一定しないという問題を抱えていたということだ。
しかしその後、ルクレールはブレーキの問題に対処する方法を見つけたということで、速さを発揮するようになり、レース終盤にジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜いて、4位を獲得した。
サインツは1周目にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれて5番手に落ちたものの、セカンドスティントでルクレールとラッセルを抜いて3番手に浮上、その位置を守ってフィニッシュした。
チーム代表フレデリック・バスールは、ルクレールのトラブルについて「もっと良い結果を期待していたが、シャルルにブレーキの問題が発生した。そのため、これが今日の最大限の結果だ」と述べた。
「レースを通してシャルルはブレーキに苦しみ続けた。ファーストスティントではそのためにタイヤにフラットスポットができ、彼を予定より早くピットインさせなければならなかった。ブレーキが正しい温度でなかった理由を調査する必要がある」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位(57周/57周)
2番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
僕にとっては期待外れのレースだった。ブレーキに問題があり、コース上にとどまり続けることにも苦労した。ターン9とターン10が特に難しかった。でも、マシンには良い戦いができるだけのペースがあったと思う。ジェッダでまた走るのが待ちきれない。
(レース後にメディアに対して語り)最初の15周はまともに走れる状態ではなかった。1周ごとに状態が悪くなっていったんだ。常にブレーキの状態に気を配っていたけれど、それでも問題が大きく出る場所ではロックアップしてしまった。ターン9からターン10では、前のラップの状態を参考にしてブレーキングしたが、それでもタイミングが遅すぎた。毎回3メートル手前でブレーキを踏んでも、ロックアップしてしまうんだ。問題はどんどん悪化した。少なくとも問題を抱えていることと、何が起こるかは分かっていた。それでもひどい気分だったよ。
チームからは、右フロントと左フロントの温度差が100度以上あると言われた。ブレーキバランスを完全に変えなければならなかった。右フロントのブレーキが機能していなかったから、それに対処するためだ。僕にできる最善の仕事は、マシンをチェッカーフラッグまで持ち帰ることだと分かっていた。
すべてを考え併せると、4位フィニッシュはとても良い仕事だったと思う。それでもこの結果にはとてもがっかりしている。2位に入れればよかったのにと思うからね。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位(57周/57周)
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
チームのためにたくさんのポイントを稼ぐことができ、良い形でシーズンをスタートすることができた。レースの間ずっと、とても快適に走れたし、ペースをコントロールし、オーバーテイクを何度か成功させた。最終スティントでは、最後の最後にチェコ(ペレス)にアタックすることを考えて、タイヤマネジメントに全力を傾けていた。でもまだ彼らの方が僕たちより少し速いね。
それでもとても良いベースラインを築けたから、ここから改善していくことができる。前とのギャップを縮めるために努力し続けるよ。次はジェッダだ!
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |