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体調不良のなかで見せたガスリーの集中力「スイッチが切り替わって気にならなくなる」/F1メキシコGP予選後インタビュー
2019年10月27日
初日フリー走行では、ミディアムタイヤ総合7番手タイムを出して見せたピエール・ガスリー。その勢いで予選でも大健闘、と行きたいところだったが、その日の夜から体調がおかしくなって行った。「朝起きても、気持ちの悪さは治らなかった」と、診察を受けたところ、ウィルス性の胃腸炎と判明。大事を取ってFP3は出走しないことも、一時は考えたという。
それでもひとたびコクピットに座れば、「病気のことはほとんど気にならなくなった」と、ガスリー。このセッションで7番手タイムを叩き出すと、予選本番でもトップ10内に入る速さを披露したのだった。
──予選を走り終えて、体調はどうですか?
ガスリー:正直、完璧とは言えないね。昨夜はあまり眠れなくて、朝起きた時も気持ちの悪さは治っていなくて、薬で何とか抑えてサーキットに来たんだ。ガレージでもできるだけ、身体を休めていた。
──具体的に、どんな症状だった?
ガスリー:知らない方が、いいと思うよ(苦笑)。
──コクピットに座っても、同じだった?
ガスリー:いや、ハーネスを締めるとアドレナリンが出て、ほとんど気にならなくなるんだよね。スイッチが切り替わって、違うゾーンに入る感じかな。ただ厳密に言うと、万全の体調の時に比べると、集中力の点では完全じゃない。最低限の仕事はこなせるけど、って感じかな。
──メキシコならではの、スパイシーなものを食べ過ぎた?
ガスリー:かもね(笑)。本当にわからないんだ。食べる物には、すごく気をつけているからね。今日は早めにホテルに戻って休むし、医者にも24時間で好転すると言われてるから、明日のレースには支障はないはずだよ。
──Q3に進んだものの、10番手に甘んじたのは体調が大きかった?
ガスリー:なかったとは言えない。でもたとえ体調に問題なくても、マクラーレン2台の上に行くのは難しかったと思う。9、10番手が妥当なポジションだった。今の彼らは、本当に速いからね。
──レースはタイヤマネージメントが鍵になりそうですが。
ガスリー:FP2でのミディアムでのロングランペースは、決して悪くなかった。そこは期待できる点だね。一方でC4(ソフトコンパウンド)は、誰もが苦労してるはず。マクラーレンも、Q2は結局ソフトに換えたよね?だったらレースでも、けっこう熾烈な戦いになるかもしれない。
同時に(11番手でスタートタイヤが選べる)セルジオ(ペレス)も、要警戒だね。きっとミディアムで、スタートするはずだし。明日はさらに暑くなるだろうから、1回ストップはあり得ない。戦略の巧拙が、いつも以上に重要になりそうだね。せっかく2台揃ってQ3に進んだんだから、できるだけ多くのポイントを持ち帰るよ。
(Kunio Shibata)
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4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
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