最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
【気になる一言】トルコ・イスタンブールでのF1開催の噂にメルセデス代表が言及「ターン8は素晴らしいコーナーだ」
2020年8月16日
F1スペインGP予選後の上位3人の会見で、フロントロウを独占したメルセデスのドライバーふたりが、日曜日の決勝レースは厳しいものになると予想した。その会見の後にメルセデスが開いたトト・ウォルフ代表の囲み会見では、ウォルフも同じような見解を示した。
「サーキット自体が非常に異なっているので、シルバーストンで起きたようなブリスターは今回のレースでは起きないと思う。ただ、気温と路面温度が高いという点では、シルバーストンと同じ状況が続いている」
路面温度が高いとタイヤがオーバーヒート気味になる。そうなるとタイヤはグリップ力を失い、ラップタイムが落ちる。金曜日のフリー走行で行われたロングランでメルセデスは苦労した。そして、ライバルであるレッドブル・ホンダはこのロングランが安定していた。
「先週のタイヤトラブルを受けて、我々もさまざまな改善を行ってきたが、レッドブル・ホンダが金曜日のロングランでもっとも安定していたことは間違いない。特にマックス(フェルスタッペン)のペースは目を見張るものがあった」
それならば、なぜメルセデスは予選Q2で1ランク硬いコンパウンドであるミディアムを履いて、それをスタート時のタイヤにしなかったのか。
「最終的に誰も履かなかったじゃないか。今回はソフトがスタート時に履くベストタイヤだった。そもそもトップ10に入らなければ、ミディアムのアドバンテージは得られないということを忘れてはならない」
ピレリによれば、ソフトとミディアムのタイム差は0.7秒となっている。カタロニア・サーキットは1周が4.655kmと短く、ラップタイムが接近しやすい。Q2でトップだったルイス・ハミルトン(メルセデス)のタイムは1分16秒013で、2番手のチームメイト、バルテリ・ボッタスは1分16秒152だった。Q2はトップから約1秒以内に8人のドライバーがひしめき合う大混戦で、0.7秒遅いミディアムを履けばメルセデスといえども、Q2落ちするリスクがあった。
この囲み会見では、2020年の11月にトルコ・イスタンブールでF1を開催することについての質問もあがった。というのも、海外のメディアが2011年以来9年ぶりに、トルコGPがイスタンブール・パーク・サーキットで開催する可能性があると報じているからだ。
現時点で今年の日程は、13戦目のエミリア・ロマーニャGP(イタリア・イモラ)まで決定している。これにバーレーン、アブダビという中東での2戦以上のイベントを加えてシーズンが終了すると思われていた。
しかし、新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているため、エミリア・ロマーニャGP後もヨーロッパ内にとどまり、何レースか開催してシーズンを完結させる方向で調整が進められていると伝えられている。それが単なる噂でないことは、ウォルフのコメントからもうかがえる。
「イスタンブールのターン8は素晴らしいコーナーだ。いずれにしても、もしコマーシャルライツホルダー(FOM:フォーミュラワン・マネジメント)がそこへ行くという決断を下せば、われわれはそれを歓迎する」
噂では、中東での2戦が中止になる代わりに、イスタンブールとともにスペイン・ヘレスも候補に挙がっていると言われている。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |