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レッドブル&HRC密着:ホーナーが語るピットインの優先順位。すべてはチームとして最大の得点を獲得するため
2023年8月28日
雨のレースで最初にその状況の中に飛び込むのは、先頭を走行しているドライバーであることが多い。ザントフォールトで行われたF1第14戦オランダGPの決勝レースでも、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンの1回目のピットインのタイミングが、1周遅れたのはそのためだった。クリスチャン・ホーナー代表は次のように語る。
「雨が降ってきた状況でピットインするかどうかはいつも難しいのだが、とりわけ先頭を走っていると判断するための時間が少ないから、より難しかった。1周目にチェコ(セルジオ・ペレス)がピットインしたのは彼の判断で、それが功を奏した」
2周目にピットインしてドライからインターミディエイトにタイヤを交換したフェルスタッペンは、雨が上がって、まだ濡れた路面でライバルたちより数秒速いペースで走行し、失ったポジションをあっという間に取り戻して行いった。これで7周目にはトップのセルジオ・ペレスに続いて2番手を走行し、レッドブルが1-2体制を築く。
しかし、路面は急速に乾き、今度はインターミディエイトからドライへのタイヤ交換のタイミングが重要となった。ホーナーは先にフェルスタッペンを入れた理由を次のように説明した。
「クロスオーバーの厄介なポイントに差し掛かったとき、(フェルナンド・)アロンソ(アストンマーティン)と、その後ろにいた(ピエール・)ガスリー(アルピーヌ)がピットインした。そして、ドライタイヤで走り続けていた(アレックス・)アルボンのペースが良くなっていることがわかった」
「その状況で、もしチェコを先にピットインさせていたら、2番手にいたマックスはアロンソとガスリーにアンダーカットされていただろう。そうなればわれわれの1-2体制は崩れ、1-4になっていただろう。われわれは1-2体制を維持して、チームとして最大の得点を獲得するためにマックスを先にピットインさせた」
その後、レースはローガン・サージェント(ウイリアムズ)のクラッシュによってセーフティカーが出たり、激しい雨が降ってきて周冠宇(アルファロメオ)がクラッシュして赤旗が出たものの、いずれの再スタートもフェルスタッペンがトップの座を守り、トップでチェッカーフラッグを受けた。
これでフェルスタッペンはオランダGP3連勝を飾っただけでなく、今シーズン第5戦マイアミGPから続けていた連勝を「9」に伸ばした。これはセバスチャン・ベッテルがレッドブル時代の2013年に樹立したF1史上最多連勝記録に並ぶ記念すべき勝利だった。その記念すべき勝利を「オランダGPで達成できたことをとても誇りに思う」とフェルスタッペンは喜びを爆発させていた。
(Masahiro Owari)
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7/26(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/27(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/28(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 277 |
2位 | ランド・ノリス | 199 |
3位 | シャルル・ルクレール | 177 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 167 |
5位 | カルロス・サインツ | 162 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 150 |
7位 | セルジオ・ペレス | 131 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 116 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 49 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 408 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 366 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 345 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 266 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 73 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第14戦 | ベルギーGP | 7/28 |
第15戦 | オランダGP | 8/25 |
第16戦 | イタリアGP | 9/1 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |