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【角田裕毅F1第8戦密着】今季2度目のQ3進出。中古タイヤでのアタックにも納得「チームとして素晴らしい仕事ができた」
2022年6月12日
FIA-F2選手権のスプリントレースの終盤に発生したクラッシュによってダメージを負ったコースサイドの衝撃吸収バリアを修復した土曜日のF1第8戦アゼルバイジャンGP。その直後に控えていたフリー走行3回目は15分遅れてスタートし、予定よりも15分遅れて終了したため、予選はレギュレーションにしたがって、15分遅れで開始された。
前戦モナコGPの予選ではQ1でガードレールに接触して赤旗を出すきっかけを作った角田裕毅(アルファタウリ)。しかし、このアゼルバイジャンGPでQ1に赤旗を出したのは、アストンマーティンのランス・ストロールだった。
そのストロールの直後にいた角田は、間一髪で事故に巻き込まれずに済んだが、このタイミングでの赤旗は状況としては最悪のタイミングだった。というのも、ストロールの直後にいた角田はニュータイヤを履いてアタック中だったからだ。
しかし、赤旗が出されたため、角田はタイムアタックを続行することができずに、そのままピットイン。この時点で角田が記録していた自己ベストの1分44秒418は13番手だった。
残り時間は2分30秒。これは20台のマシンが余裕を持ってアウトラップするには十分ではなく、赤旗後の再開に向けて多くのドライバーが先を競うようにピットレーン出口を目指した。
2週間前のモナコGPでは、Q1での赤旗再開後にコースインするタイミングを誤り、ピエール・ガスリーがタイムアタックに入る前にチェッカーフラッグを受けるという失態を演じていたアルファタウリ。このアゼルバイジャンGPではメルセデスに続いて角田が先頭から3台目、ガスリーも4台目でコースインして行った。この早めのコースインが功を奏して、角田は赤旗再開後のアタックで1分43秒595を叩き出して7番手でQ2に進出。ガスリーも5番手に入って、2台そろってQ2に進出した。
Q1でソフトコンパウンドのニュータイヤを予定よりも1セット多く使ってしまった角田とアルファタウリ陣営は、Q2の1回目のアタックはユーズドタイヤを使用。ここで1分43秒376を記録した角田は、まずはトップ10内をキープ。Q3進出は2回目のアタックでの結果にかかった。
ところが、Q2の2回目のアタックで角田はターン2のブレーキングで壁に接触した後、止まりきれずにエスケープゾーンへ退避。結果、このQ2最後のアタックに参加することができないままQ2を終了させることとなった。
この時点で角田のポジションは10番手。まだ数名のドライバーがQ3進出を賭けた最後のアタックを進行していた。そのなかでトップ10外にいたランド・ノリス(マクラーレン)が角田のタイムをコンマ2秒上回るペースでセクター2を通過していたが、最後の全開区間への続くターン16でわずかにミス。タイムアタックを中止してピットインした。
これで第5戦マイアミGP以来、今シーズン2度目のQ3進出を決めた角田。Q3ではルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.132秒差に迫る1分43秒056をマークして8番手に入った。
マイアミGPでは予選9番手だったので、今回の予選8番手は今シーズンの予選自己最高位。この結果を角田も素直に喜んでいた。
「Q3進出は少しラッキーな面もあったけど、今日の予選には本当に満足しているし、いい1日だったと思う。(Q2の)あのタイムは、ユーズドタイヤで記録したものだったことを考えれば、いいアタックだったと思う。チームとして、今日は素晴らしい仕事ができたと思うので、みんなにお礼を言いたい」
日曜日のレースでも、今シーズンの自己最高位となった第4戦エミリア・ロマーニャGPの7位を上回る走りを披露してほしい。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Masahiro Owari)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |