最新記事
- 【F1第12戦決勝の要点】ついにマシン“ダウン...
- 【ポイントランキング】2024年F1第12戦イギリ...
- 【順位結果】2024年F1第12戦イギリスGP決勝
- ハミルトンが母国で3年ぶりの優勝飾り涙。角...
- 2024年F1第12戦イギリスGP予選トップ10ドライ...
- 2024年F1第12戦イギリスGP予選トップ10ドライ...
- リカルド予選15番手「理想的な戦い方ができな...
- ノリスは予選3番手「最後のミスで、ポールの...
- メルセデスが最前列独占「夢にも思わなかった...
- フェルスタッペン「全開で戦うのが僕たちのス...
- レッドブル&HRC密着:ペレスのスピン、フェ...
- ペレス、予選Q1をグラベルで終え、19番手「愚...
レッドブル・ホンダ密着:アンダーカットを選択し、過酷な状況下でタイヤマネージメントをやり遂げたフェルスタッペン
2021年10月25日
今年のサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、温度計の表示以上に蒸し暑い、過酷な条件のなかでレースが行われた。3位でチェッカーフラッグを受けたセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)はこう振り返る。
「これまでのレースで間違いなく最も厳しく、長いレースだった。レース前からあまり調子はよくなかったということもあり、さらに1周目にドリンクシステムが止まってしまい、今日の暑い気候のなかでは体力的にとても厳しい状況だった。20周目を終えるころには相当体力を消耗してしまい、マックスとルイスについて行くことができなかった」
体力的に厳しかったのはドリンクシステムが止まったペレスだけではなかった。ペレスの10秒後にフィニッシュしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)はミックスゾーンにやってきた後、しばらく座ったまま、立てなかった。
「なんていうレースだ。僕のキャリアのなかでも最も肉体的に厳しいレースのひとつだったよ。気温が高く、体だけでなく、リヤタイヤもオーバーヒートしていて、コントロールするのが大変だった」(ルクレール)
そのような過酷な条件のなかで誰よりも速くマシンをコントロールし、誰よりも正確にタイヤをマネージメントしていたのが、マックス・フェルスタッペンだった。
「自分のスタートはそれほど悪くなかったけど、ルイスのスタートの方がよくて、ターン1でポジションを失った」というフェルスタッペンとレッドブル・ホンダは事前に話し合っていたように、逆転を狙ってアグレッシブな戦略を採る決断を下した。それは相手よりも早くピットインをするアンダーカットという戦法だ。
これで1回目のピットストップでルイス・ハミルトン(メルセデス)を逆転したレッドブル・ホンダ陣営は、2回目のピットストップもハミルトンよりも先にピットインして逆転を許すことなく、最終スティントに入った。
アンダーカットにはコース上での順位を有利に進めることができるという利点がある一方で、残りのスティントが相手より長くなるため、タイヤのマネージメントが大変になるという難点がある。
「今日はとても暑かったので、最後のスティントは体力的にもタイヤにも厳しかった。最後の2周はタイヤにラバーが残っていなくてグリップがほとんどなかった」(フェルスタッペン)
レッドブルのヘルムート・マルコも、こう語る。
「最後までどうなるかわからなかった。優勝を確信したのは、マックスがチェッカーフラッグを受けた後だったよ」
(Masahiro Owari)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)