最新記事
- サージェント「FP2以降クルマがいい状態にな...
- リカルド、決勝前にPU交換。予想以上の苦戦で...
- 母国ポールのラッセル、トラブルでリタイア「...
- マグヌッセン「ピットインが1周早かった。ア...
- ハースF1、シルバーストンでのピレリタイヤテ...
- フェルスタッペン2位「一時は遅すぎて6位も覚...
- 【角田裕毅F1第12戦分析】ポイントを望めなか...
- ブラッド・ピット主演映画『F1』のティザー映...
- レッドブル&HRC密着:早めのピットインが奏...
- 【F1第12戦決勝の要点】ついにマシン“ダウン...
- 【ポイントランキング】2024年F1第12戦イギリ...
- 【正式結果】2024年F1第12戦イギリスGP決勝
【角田裕毅F1第12戦密着】「5m以上離れると先行車のランプも見えない」終盤は霧も発生。視界不良が問題に
2021年8月30日
予選13番手のランス・ストロール(アストンマーティン)が、前戦ハンガリーGPでのペナルティによって5グリッド降格となり、予選17番手に終わった角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)のF1第12戦ベルギーGP決勝レースの最終グリッドは16番手となった。
さらに雨が降り続くなかで開始されたレコノサンスラップで、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がコースアウトしてマシンをクラッシュ。フォーメーションラップに参加できなかったため、角田のポジションはまたひとつ上がって15番手となった。
しかし、雨脚が一向に弱まらないなかスタートが切られたフォーメーションラップは直後にスタート進行が中止となり、赤旗に。角田は15番目にピットレーンに帰ってきた。
「前がまったく見えませんでした。だから、あの判断は仕方がなかったと思います。前車の水しぶきでコーナーがどこにあるかも勘で走るような感じでしたから。前のクルマのテールランプも5m以上離れるとまったく見えなかったので仕方がないと思います」
そう語る角田は一旦コクピットを降り、次の案内までガレージで待機していた。
「軽くスナックを食べたり栄養補給しながら準備していました」という角田だが、再開までの中断はじつに2時間47分も費やすこととなった。
午後6時6分に、11分後にレースが再開されるというアナウンスが発表されると、その数分後に角田はガレージを出て、マシンに乗り込む。
午後6時17分にセーフティーカー先導でレースが再開され、角田は15番手でコントロールラインを通過するが、視界はさらにひどくなっていた。
「視界は最初と同じでまったく見えなかったですね。むしろ霧も混ざって、よけい見えにくくなっていたように感じました」(角田)
そのため、レースディレクターのマイケル・マシは再び赤旗を出し、全車ピットへ。角田は再び15番目にピットレーンに帰ってきた。
その直後、マシはコンディションが回復する見込みがないと判断し、レースを終了させた。それを聞いてコクピットを降りた角田のベルギーGPはピットレーンで幕を閉じることとなった。
レースを終えた角田は、FIAの判断は仕方がなかったと振り返った。
「雨自体はそこまでひどくなかったんですけど、視界が悪すぎました。(路面の雨量自体は)やれなくはなかったですが、とにかく前が見えなかった。オー・ルージュで前が見えないと視野が狭まって、とても危険な状況になりますから」
ポイント獲得はならなかったが、ベルギーGPの週末は多くのマシンが事故を起こしていたこと考えると、アクシデントを起こさずに3日間を乗り切ったことは評価したい。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 255 |
2位 | ランド・ノリス | 171 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 146 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 124 |
6位 | セルジオ・ペレス | 118 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 110 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 45 |
10位 | ランス・ストロール | 23 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 373 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)