最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
F1リバースグリッド導入案にメルセデス代表が猛反発「人為的に生み出された勝者を見たい者はいない」
2020年9月17日
メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは、レースを盛り上げるためにリバースグリッドを採用するという案を否定、F1はリアリティショーではなく、完全に実力によってリザルトを決めるべきであると発言した。
2020年F1はCOVID-19のパンデミックの影響で、予定を変更し、通常とは異なるカレンダーでシーズンを行うこととなった。同開催地での2戦連続開催が決まった際に、2戦目には予選の代わりにリバースグリッドによるスプリントレースを行うという案もあったが、チャンピオンチームであるメルセデスらの反対により実現しなかった。
しかし第8戦イタリアGPが波乱の展開になり、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが優勝、2位がマクラーレンのカルロス・サインツJr、3位がレーシングポイントのランス・ストロールという意外な顔ぶれになったことを受け、F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターのロス・ブラウンは、再びリバースグリッドのプランを検討する価値があると主張した。
しかしウォルフは、リバースグリッド反対という意見を変えていない。
「今のフォーマットをいじるべきだとは思わない」とウォルフは語った。
「長年ファンに理解されてきたフォーマットを変更しようとした例として頭に浮かぶのは、NASCARの『チェイス』だ。だが我々は変にいじり回すべきではないと思う」
「これはメルセデスの人間としての偏った意見ではない。逆に、私は物事が変動し、予測不可能な状態を好んでいる。今後もモンツァのような、いつもとは全く異なるレースになることもあるだろう」
「だがリバースグリッドからスタートして決まったウイナーを見たいという者は誰もいない」
「序列を変えたいからといって、オーバーテイクがほぼ不可能な場所で奇想天外な結果を出すべく、策定するようなことをすべきではない」
「このスポーツは実力主義のもとで行われており、最も優れた人間と最も優れたマシンが勝つスポーツである。さまざまな結果が出るWWE(アメリカのプロレス)とは違うのだ」
「ランダムな結果を望むなら、ショーを開催しよう。だがF1のDNAはあくまでスポーツである。その上で、エンターテインメントのプラットフォームをも持つ」
「だがショーではないし、リアリティショーでもない。『ビッグ・ブラザー』(リアリティ番組)とは違う。そこに向かうべきだとは思わない」
しかしリバースグリッド案を強く支持するロス・ブラウンは、導入の可能性を改めて探っていくという意向を示した。
「我々とFIAは、このコンセプトについて、来年に向け今後数カ月のなかでチームと共に検討し協議していくことを望んでいる」とブラウンはイタリアGPの週末に語った。
「モンツァのレースは、いつもと異なる顔ぶれになることがどれほどの興奮をもたらせるかを証明した」
「ショーを向上させ、同時にF1のDNAを維持することを目指し、今後も新たなフォーマットの評価を行っていく」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |