最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
F1バーレーンGP技術解説(1):ルノーは熱対策に苦戦か。左右で異なるリヤエンド開口部をテスト
2019年4月9日
2019年F1第2戦バーレーンGPでは、各チームが様々な熱対策を講じたり、アップデートを持ち込んだ。今回はルノーやメルセデスが持ち込んだ熱対策を紹介していく。
──────────
(1)ルノーは熱対策に手こずっていた?
レースが行われたのは日没後だったとはいえ、バーレーンGPは2週間前のオーストラリアGPよりはるかに高温の環境だった。そのため各チームは、さまざまな熱対策を施してきた。たとえばルノーはカウルのリアエンド開口部をかなり大きくしただけでなく、初日フリー走行では左右で違う大きさの開口部をテストしたりもした。
決勝レースでのダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグの同時リタイアは、直接的にはパワーユニットの冷却の問題ではなかったと思われる。しかしまったく無縁ではなかったかといえば、おそらくそうではあるまい。
一般的に言ってパワーユニットを含むF1マシンは、かなり狭い熱ウィンドウの中でのみ正常に機能するように作られている。あらゆるコンディションに遭遇しても、その狭いウィンドウに入れなければならないわけである。アルファロメオF1は初日のフリー走行2回目で、2台ともに冷却液漏れに見舞われた。
(2)メルセデス独自の冷却ソリューション
メルセデスはハロ付け根の独特の鰓(えら)形開口部の形状に、変更を加えてきた。赤矢印の部分を閉じた代わりに、青矢印の開口部を広げている。
(3)車体開発は順調なルノー?
ルノーはバーレーンに、いくつかの改良パーツを持ち込んでいた。そのひとつが新型リアウィングである。フラップの湾曲がより大きくなり、前縁部分が直線からやや両端が持ち上がった形状に変更された。
(その2に続く)
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ Kunio Shibata)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |