F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ピレリ、F1イギリスGPでハードタイヤの使用を取り止め。ペレス「写真撮影でしか使えない」

2017年5月20日

 ピレリは、新しいハードタイヤが2017年のF1マシンには効果的ではないとする懸念を受けて、イギリスGPでは組み合わせから外すことを決めた。


 ピレリが2017年に用意したF1用タイヤの組み合わせで最も硬いのがハードタイヤだが、競争力のある走りをするには硬すぎることがわかった。


 フォース・インディアのセルジオ・ペレスはスペインGP後に、「このハードタイヤは写真撮影でしか役に立たないから、実際に厳しい競争力を要する場面で使う必然性はほとんどない」とまで話している。


 先週金曜日の夜にバルセロナで行なわれたドライバーズブリーフィングでは、参加したドライバーたちがこのハードタイヤへの不満を表明し、ピレリのF1レーシングマネージャーであるマリオ・イゾラに対して2017年シーズンの残りは組み合わせからハードを外すよう求めた。


 ピレリは当初、7月のイギリスGPにはハードをコンパウンドのひとつとして持ち込む予定でいたが、月曜日にミラノ本社で行われた会議において、計画の変更が必要だという判断が下された。

イギリスGPでの不使用が決まったオレンジ・ハードタイヤ
イギリスGPでの不使用が決まったオレンジ・ハードタイヤ

 その代わりにピレリは、スーパーソフト、ソフト、ミディアムタイヤを持ち込むことを決めており、各チームは今週中にどのコンパウンドが何セットずつ必要かをピレリ側に伝えなければならない。


 ハードタイヤがシルバーストンの組み合わせから外れたことにより、このタイヤがほかに使用される可能性があるのは日本GPの鈴鹿のみとなった。


 ただそれも今後数カ月でマシン開発がどの程度進むかによる。なぜなら各チームでダウンフォースのレベルがさらに上がれば、タイヤにかかる負担も増すからだ。


 スペインGPの週末にイソラは以下のようにコメントしている。


「我々は、ハードタイヤを鈴鹿に持ち込むべく計画している。ただ鈴鹿はシーズン後半戦なので、待たなければいけない」


「そのほかに路面状況が厳しいコースとしてセパンがあるが、2016年に路面が新しくなったことで、タイヤが摩耗しにくくなった」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号