ハミルトン「レッドブルの1台に挑戦できてうれしい。今年一番のレースだったかも」メルセデス/F1第6戦
2024年5月7日
2024年F1マイアミGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは6位、ジョージ・ラッセルは8位でフィニッシュした。
ほとんどのドライバーがミディアムタイヤを選ぶなかで、ハミルトンはハードタイヤでスタート、すぐにニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)を抜いたが、ミスにより抜き返され、10周目にようやく前に出ることができた。ピットストップの数周後にセーフティカーが出動し、角田裕毅(RB)の後ろに下がってしまったが、34周目にオーバーテイクし、前を行くセルジオ・ペレス(レッドブル)の後ろ1秒以内を走り続けた。しかし抜くにはいたらず、6位という結果になった。
ラッセルはスタートで7番手から10番手まで落ちてしまい、セカンドスティントで履いたハードタイヤに苦しみ、角田から8.604秒差の8位でフィニッシュした。
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「ポジションを上げるのが難しいだろうことは分かっていた。このトラックで我々のマシンのハンドリングは良くなくて、特に低速コーナーで苦労させられた」と語った。
「ルイスはハードタイヤでのスティントでは苦しんだが、リスタート後、ミディアムコンパウンドではかなりマシンが良い状態になった。残念ながらストレートラインスピードが足りないために、ペレスを抜くことができなかった。ただ、終盤、彼とレースができたのは良かったと思う」
「ジョージは、スライドし続け、タイヤのグリップがないことで苦戦した。今後の数日で、原因を調べる」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=6位(57周/57周)
8番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
ランド(・ノリス)とマクラーレンの優勝は、我がことのようにうれしいよ。彼らはどちらも素晴らしい仕事をしてきた。今日の勝利は彼らに相応しいものだ。マクラーレンがこれほどの競争力を示したことも素晴らしい。グランプリ初優勝がどれほど特別なことか、僕自身もよく知っている。ランドは本当によくやったよ。
自分のレースについて言えば、コース上で何度か楽しいバトルがあった。ポジションを上げていくしかなかったから、とにかく全力を尽くし、いいオーバーテイクもいくつか決められた。終盤にはレッドブルの1台に挑戦していたほどで、彼らとレースができたことがうれしいよ。今日が今年一番のレースだったかもしれない。この勢いでプッシュし続けないといけないね。
イモラでは、さらにいくつかの小さなアップグレードが投入される。他のチームも開発を進めているけど、僕らもハードワークを続けるつもりだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(57周/57周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
ランドとマクラーレンは本当によくやった。この勝利はまさしく彼に相応しいもので、実際のところ、もうこれまでに何度か勝っていて然るべきだったんだ。彼とは長い間一緒にレースをしてきた。ものすごい努力家だから、F1でもいずれは勝つだろうと思っていた。彼の優勝が自分のことのようにうれしい。
僕自身のレースは厳しかった。スタートでいくつか順位を失い、ハードタイヤを履いた後半のスティントではペースが上がらず、ひどい苦戦を強いられた。これを課題として持ち帰り、どうしてそうなったのか分析するつもりだ。僕のスピード不足はまったく予想外だった。ルイスは力強いレースをしたのだから、このクルマに速さがあるのは間違いないんだ。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |