知性と技で3位をつかんだアロンソ「チェコに抜かれて『終わった』と思ったが最後の好機を見逃さなかった」F1第21戦
2023年11月6日
2023年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは3位表彰台を獲得した。
赤旗後のスタート直後にルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いて3番手に上がり、そのポジションを維持した。レース後半、セルジオ・ペレス(レッドブル)がすぐ後ろまで迫ったものの、アロンソは見事なディフェンスでしのぎ続けた。最後から2周目のターン1でペレスがいったん前に出たが、アロンソは諦めず、最終ラップのターン4で抜き返すことに成功、0.053秒差でペレスを抑えきって、表彰台をつかんだ。
チーム代表マイク・クラックは、「フェルナンドは、最高の知性とスキルを活用して走り、彼が偉大なドライバーであることを世界に示した」と称賛した。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(71周/71周)
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト→ミディアム→ソフト
終盤、30周にもわたってセルジオからのプレッシャーを感じていた。最後から2周目に彼が抜いて行った時、もう表彰台フィニッシュのチャンスはなくなった、と思った。でも、最終ラップのターン1で彼のブレーキングが少し遅かったのを見て、「ターン4で行こう」と自分に言い聞かせたんだ。
チーム全体にとって素晴らしいリザルトだ。この数戦は少し苦戦してきて、特に最近の2戦は困難だった。だから、この表彰台は、サーキットに来ているスタッフ、シルバーストンのファクトリーで働くスタッフの全員に捧げる。僕たちは常に、最後のラップ、最後のコーナーまで戦い続ける。今日のレースでそれを証明したんだ。
(レース後の会見で語り)とても戦略的なレースでもあった。タイヤをセーブし、バッテリーを常にセーブし、チェコがDRS圏内に入ってきた時に備えた。(自分はDRSを使えなかったが)前を走っているマシンの方が、クリーンエアで走れて、ダウンフォースの面でいいし、タイヤマネジメントにとっても有利だ。僕の後ろを走っている彼は、ターン10、11、12で少し苦しんでいた。終盤の3つのコーナーはオーバーテイクのチャンスにおいて重要な箇所だ。
この3つのコーナーでは、前を走っているマシンの方がグリップの面で少し有利だった。だから、ここでは絶対にミスをしないように心掛けた。そうでなければ、チェコに近寄られてしまうからだ。ストレートでも、チェコにチャンスを与えないように、エネルギーを使った。さらに、時々ラインを変更した。同じラインで走らないようにしながら、彼のフロントノーズにタービュランスを与えようとしていた。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |