最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
レッドブルF1代表、予算制限違反による汚名を利用してスポンサーを奪おうとしたライバルの策略を非難
2023年3月28日
レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、昨年あるライバルチームが、レッドブルのコスト制限違反とそれによる「汚名」を利用して、チームのスポンサーを奪おうとしたことを明らかにした。
情け容赦のないF1のような激しい競争の世界では、レギュレーション上の優位性を得ることであれ、それを非難することであれ、もしくは競合チームのパートナーを説得してこちら側につけ、商業的に優位に立つことであれ、チームはコース上だけではなくコース外でも戦うのだ。過去2年にわたりレッドブルの競技上の成功はメルセデスをしのいでいるが、それでもレッドブルには、最大のライバルであるメルセデスのように熱狂的なファンがいない。フェラーリにいたっては言うまでもない。
マックス・フェルスタッペンは常にオレンジ軍団から揺るぎないサポートを受けることができるが、彼らは何よりもフェルスタッペン個人を対象としており、チームへの忠誠心はほとんどない。ホーナーは「ブラックリーのあるチームのようにイギリス人ドライバーがいれば」、F1のファン層とはるかに強いつながりを持つことができると確信している。
「我々はすぐ悪者として見られてしまう」とホーナーはウェブサイト『inews』に語った。
レッドブルは人気は及ばずとも商業活動では対抗しており、この2年間で多くの堅実なスポンサー契約を締結してきた。特に高額のものは、アメリカのIT大手『オラクル』とのタイトルスポンサー契約だ。
昨年の予算制限騒動のなかで、レッドブルは13の特定分野において2021年に義務付けられた1億4500万ドル(約189億円)の予算上限を超過したとして、700万ドル(約9億円)もの罰金を科された。チームはまた、空力研究の10%削減といった競技ペナルティも科されており、当時ホーナーはこの措置について「極めて厳しい」と語った。
この制裁についてメルセデスF1のチーム代表であるトト・ウォルフは、レッドブルの「イメージが低下した」と述べた。そしてホーナーは名を明かさないが、少なくともひとつのチームがレッドブルのパートナーに取り込み、評判に傷のついた彼らを利用しようとした。
「我々は汚名を着せられた」とホーナーは認め、チームの予算制限違反について言及した。
「こうしたことはライバルに利用される。ライバルのうちひとつのチームが我々のスポンサーとパートナーに連絡を取り、我々が彼らのブランドの評判を落とすことになるのではないかとほのめかした。裏でそのようなことが行われていた」
「私の妻はいつも私に言っている。称賛から掌返しまではほんの少しの間しかないと。まるでモータースポーツ版のカーダシアン一家だ」
「自分で決めたことに納得している限りはいい。私はそのような生き方をしている」
レッドブルはそれが誰だったかわかっているが、チームを貶めて出し抜こうとしたのが誰であれ、彼らが成功したのはレッドブルの好意を損なったことだけだと、少なくともホーナーの目には映っている。F1で長くチーム代表を努めているホーナーは、この世界には策略、口論、卑劣なパンチ、不意打ちが付き物であることをわかっている。ホーナーは自分のチームの違いを完全に描いてみせた。
「我々は大音量で音楽をかけ、笑顔を浮かべている。これは仕事を超えるものでなければならない。そしてトップからそうしていかなければならない」
「エナジードリンク企業が、メルセデス・ベンツ、フェラーリ、アウディ、その他誰にでも挑んでいく。いいではないか? 適切な人材、リソース、カルチャーがあれば、それができないわけがあるだろうか?」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |