ダニエル・リカルド（マクラーレン） 2022年F1バーレーンテスト2日目　ランド・ノリス（マクラーレン）

　3月11日、マクラーレン・レーシングは、ダニエル・リカルドがcovid-19のPCR検査を受けて陽性結果が出たため、F1バーレーンテストを最終日まで欠席すると発表した。リカルドは、翌週の開幕戦バーレーンGPには出場する見込みだ。

　バーレーンテスト初日10日の朝、マクラーレンは、リカルドが体調不良のため、初日のドライバースケジュールを変更しランド・ノリスを走らせると発表、11日朝には、テスト2日目も引き続きノリスが乗るとの発表を行った。この際のチームの声明には、「ダニエルは昨日朝、体調が悪くなり、今は改善の兆候が見えているものの、ドライビングに戻る前に、チームは彼の状況を引き続き見ていく。今回ダニエルは、covid-19の予防的検査を複数回受け、すべて陰性だった」と記されていた。

　そしてこの日の夜、マクラーレンは、新たな声明を発表し、リカルドのPCR検査で陽性結果が出たことを明らかにした。リカルドは地元の規則に従って隔離生活を続けるという。

「その規則では、ダニエルは来週末のF1ガルフエア・バーレーンGPに間に合うよう、隔離措置が解かれる。ダニエルはすでに体調が改善し始めている。我々としては、彼の一日も早い回復を願っている」

「なお、明日のバーレーンでの公式プレシーズンテスト最終日は、ランド・ノリスが引き続きMCL36に乗ることになる」

　リカルド自身もSNSでコメントを発表した。
「来週よりは今週でよかった……。テストに参加できないのは残念だけど、体調はよくなってきている。隔離生活を続けて、来週末（の開幕戦）に集中することにするよ」

「ランドとマクラーレンに心から感謝する。大変な目にあわせてしまった。皆にビールをおごるよ（ランドにはミルクね）」

「皆さんからのお見舞いの言葉に感謝している」

（autosport web）

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